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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
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母学コラム

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卒園式・卒業式で泣く訳、泣かない訳★

2016.3.106

昨日は娘の中学校の卒業式でした。
イギリスの学校は本当は3/20までなので
2週間も早く帰って来てしまうのは
私としては心外ですが、
(だって、一日○○円(笑))

娘は卒業式に参加したいという強い希望が
ありましたので、参加しました(^^♪

 

 

 

素晴らしい卒業式でしたが、
校門にはパトカーが2台!
(ま、毎年のことのようですが)
その卒業式。
今どきの卒業式では男子が号泣なのです。
びっくりしました。

男の子も女の子もそして保護者も
感極まって涙を流していました。
・・・が、私は泣いたことがないのです!
(歌のタイトルのようですが(笑))

3人の子どもたちの卒園式・卒業式を9回
経験してきましたが、1度も泣いたことが
ないのです!

ある意味、「鉄の女」ですね(^_-)-☆
娘はというと・・・泣いてませんでした!
鉄の女が伝染したのでしょうか?
ここで、「卒業式で泣く」ことについて
考えてみますね。

あ、保護者が泣くというのはまた別の意味
ですから、お子さん自身のことですね。
まず、娘が泣かなかったのはなぜか?

多分、すでにイギリスでの生活が始まっていて
「中学校生活」がすでに過去のものに
なっているからだと思います。
誰だって、新しい生活が始まるのは不安です。
今までの生活を続けることの方が安心です。

人間の脳は「変わりたくない」と思っています。
だから、「変わる」ことに抵抗しようとします。
「今の生活」より「未来の生活」の方が
楽しい、快適、幸せ であれば、
涙を流すことはないのです。

たとえば、家を新築して今までのアパートを
引っ越すときには涙を流すことはないでしょう。
(嬉し涙は除きます)
「未来の生活」に不安があって、「今の生活」の
方が快適と思っているならば、
今の生活から変わりたくないという心理になります。
中学生は高校受験が終わって
合格発表はまだです。
不安です。
たとえ行く高校が決まっていても、
どんな生活が
始まるのかわかりませんから、不安です。

その不安が大きいと「今の生活を変えたくない」
気持ちが大きくて、涙を流してしまうのでは
ないかと思います。

 

先ほど、「保護者が泣くのはまた別の意味」と
書きましたが、突き詰めると同じ心理なのかなと
思います。
「我が子の成長を感じて感激する」というのは
尤もですが、その深層心理を覗くと

「小さい、可愛いままの子どもでいて欲しい」
「このまま大きくなって、自分の手元から
離れて行くのが寂しい」

という深層心理があるのかもしれません。
私の場合、卒園式では
「小学生になった我が子」にワクワクして
いましたし、

小学校の卒業式では
「中学生になった我が子」にワクワクして
いました。

上の息子たちの高校の卒業式では
「本当に自分の子育ての卒業になって
しまって、私は寂しくなる」という
気持ちもありましたから、
うるっとはしましたが、
それよりも
「大学生・社会人になって活躍する我が子」
のイメージの方が大きかったので
涙を流すことはありませんでした。
娘の昨日の卒業式も
「世界で活躍する我が子」の
イメージが大きいので
泣くというよりワクワク感の方が
遥かに大きかったです。
決して、「涙を流す」ことがいけないこと
ではないと思います。

そうやって、節目節目でけじめをつけながら
人生を生きて行くのは大事なことだと
思います。
ご自分がどちらのタイプか分析してみるのも
オモシロいかもしれませんね!
卒業式の後は、娘とお祝いランチをしました。
無題

娘と対等にランチしておしゃべりが
できるようになるなんて、
10年前には考えられなかったことです!

幸せな時間でした(^_-)-☆

 

 

 

 

 

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