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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

地頭のいい子の育て方

私は母学アカデミー学長として子育てをお伝えしています。
わが子たちは、長男東大、次男京大、娘はイギリス高校留学をしています。
そんな子育てをお伝えしています。

「地頭のいい子の育て方」が育てばa0001_016388-300x198
子育てはどんなにラクでしょう。
地頭がいいって、もともと持っている
遺伝子のことでしょうか?

 
勉強ができる子どもを育てたいと
思っているお母さんも

勉強は出来ても出来なくてもいいと
思っているお母さんも
いらっしゃるでしょう。

 

勉強ができるということと
地頭がいいということは
ちょっと違うと思います。
地頭が良ければ、勉強はできますが
勉強ができるからといって、
地頭がいいとは限らないわけです。

私は勉強は出来ても出来なくてもいいと
思って子育てをしてきました。

でも、「夢を叶える子」
「将来社会に貢献する子」

になって欲しいと思っていました。
(今でも思っています)
そのためみは「地頭のいい子」に
育てることが親の出来ることでは
ないかと思います。
結果として「勉強が出来る」
「学力が高い」子どもに育ったという
感じです。

いわゆる「地頭がいい」子どもです。
まず最初に地頭の良い子を育てるために
一番大切なことからお伝えします。

 

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1.子育てに成功する親の共通点

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子育ての成功とは何か・・・。

 

これを詳しく説明するとなると、
いろいろ難しい解説も必要に
なりますが
ここでは、

「子供が将来、自分の夢を叶え
社会に貢献すること」

と定義させていただきます。
もちろん、

・学歴が高い=子育てが成功

・学歴が低い=子育てが失敗

というわけではありません。
でも、学歴は低いよりは高い方が
生きやすいのが今の日本の現状です。
学歴がある方が人生の選択肢が
広がります。
そして地頭が良いと
学歴も得やすいのです。

 
ですから、ここではとりあえず、
東大・京大に入れること
留学をすることを一応の成功と
するとします。
(本当はこれからがタイヘンで
結果がでるのはまだまだ先ですが)

 
さて、子育てに成功する親には
ある1つの共通点があります。
私を含めて私の周りの
東大・京大に子どもを合格させた
親御さんを見ていて、
つくづくそう思います。
その共通点というのは、

「子供の教育方針がブレない」

ということです。
どんな時でも、子供への接し方が
同じルールに基づいています。
このことを理解していただくために
ちょっとした身近な例を出しますね。

 

たとえば、あなたがお子さんと一緒に
お買い物に行ったとします。
お子さんがお菓子のコーナーで、

「お母さん、アメを買って」

とダダをこねたとします。
甘やかしてはいけないので、
買わないつもりでした。
でも、とてもしつこくて、
とうとう売り場で泣き出し始めました。
他の人の白い目に耐えかねて
子供に根負けしてしまい、

「仕方がないね、今日だけだよ」

を買ってあげたとします。

その場は無事収まりました。

 

しかし、翌日のことです。

またスーパーのお菓子売り場で、
子供がダダをこねます。

「ねえ、今日もアメを買って。」

さすがに2回連続はまずいので、

「今日は買わないよ。
昨日買ったばかりでしょ」

と子供を言い聞かせようとします。
すると子供はこう言います。

「昨日は買ってくれたのに、
どうして今日はダメなの?」
・・・
子供のこの質問に対して、
あなたは何と答えますか?

 

「アメばかり食べると
虫歯になってしまうからね」

「毎日お菓子ばかり買わないよ。
ダメなものはダメなのよ。」
こんな答えが、
よくある回答だと思います。

でも、これらの回答は、

「昨日はよくて、今日はダメなのか」

ということを説明するための、
本質的な答えにはなっていません。
虫歯になってはいけないのなら、
昨日も今日もダメなはずです。(笑)

 

 

それではどう答えればよいのか。
実は、この子供の質問には、
答えることができないんです。

私だって正しく答えられません。
・昨日はアメを買ってくれた

・今日はアメを買ってくれない
お母さんのこの2つの行動自体が
そもそも一貫性がないからです。

 

つまり、お母さんの接し方が、

「時によってブレている」

ということになります。
何か決定的な理由が無い限りは、
親の行動がブレてはいけません。
子供にアメを買うという、
ごく身近なことを例に出しましたが、
このあたりがブレててはいけません。

 

たとえば私の場合は、
・どんなに子供がダダをこねても、
絶対にその場では買ってあげない

という姿勢を強く貫いて、
子どもと接していました。

 
また、こんな接し方のお母さんも
いらっしゃるでしょう。
・何かとても頑張ったとき限定で、
子供にご褒美をあげる

どちらがいい訳でも悪い訳でもありません。
明確な基準を作ってそれを守ることが
とても大切だと言えます。
「今日は子供がうるさいから、
仕方なく買ってしまった」

というように流されてしまうのは、
望ましくないんですね。

 
教育方針がブレてしまっていると、
その弱さが子供にも伝わります。

結果的に子供も流されやすい、
弱い子になってしまいます。

 

子供の教育に成功したいなら、

「子育てのブレない軸」

を作ることを意識してください。

これはとても大切なことです。

 
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2.地頭の良くなるおもちゃの選び方

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お子さんのおもちゃを選ぶ際も、

地頭が良くなることを意識しましょう。

 

子供が欲しがるままのおもちゃを、
与えていてはいけないんですね。
おもちゃは、2種類に分かれます。
・子供の脳を鍛えるおもちゃ

・子供の思考力を奪うおもちゃ
たとえば、積み木や粘土は、
前者にあたります。

 

これにたいして、電気で動く電車や
映像が流れる機器は後者になります。

 

この分岐点は、

「生産か消費のどちらか」

という点です。
生産:何かを作り出すこと

消費:受け身になって受け取ること
積み木や粘土は、自分の力で
何かを作る作業となります。

これは、「生産行為」にあたります。
何かを生産するおもちゃで遊ぶには、
自分で考え工夫する必要があります。

その過程で、手先が器用になったり、
創造力が培われるわけですね。

そしてその結果、「地頭がいい子ども」
になるわけです。

 

 

これに対して、電気や電池で動くものは、
消費行為にあたります。

遊ぶのはとても楽ですね。

ボタン一つで、遊びが始まります。

「その様子を受け身で見ているだけ」

ということになります。

電力を消費するかわりに、
考えなくても受け身で遊べるんです。

 
何かを作り出すのは頭を使いますが、
消費するのは受け身でラクなんですね。
これはおもちゃだけでなく、
全ての活動に当てはまります。
砂場で何かを作ったり、
自然のなかでの魚釣りなどは、

工夫しながら遊ぶ必要があります。

自然のなかでボーっとしていても、
魚は捕れないですからね。

これらが、地頭がいい子どもに
なるための遊びです。

 
逆に遊園地のアトラクションや、
テレビを見ることなどは、

受け身で遊ぶ行為になります。

ですから、思考力を培う意味では、
過度に与えるのは良くありません。

 
ある大手の教育機関の研究結果で、

「東大生が子供の頃遊んだおもちゃ」

というリサーチがあります。

東大生は、一般的な子と比べて、

積み木で遊んでいる経験を持つ子が
とても多いという結果が出ました。

積み木で本気で遊ぶためには、
考える必要があります。

その過程で脳が鍛えられたのだと
推測されますね。
だから東大生は地頭がいいと
いうわけです。

 
もちろん、「消費は一切ダメ」
というのではありません。

 

しかし、子供の周囲を囲む環境は、

「消費ではなく生産を重視する」

という視点で選んであげることが、
子供の脳を鍛えるうえで大切です。

 

 

 

今回は「地頭がいい子ども」を
育てるための

「おもちゃの選び方の基準」

をご紹介しました。
子育てのブレない軸を作るのは、

地頭の良い子を育てるために、
とても重要なことだといえます。

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