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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

3歳の我が子に「あいうえお」を教えるのは危険!それよりも先にするべきこと★

★3歳で「あ・い・う・え・お」!?

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私は母学アカデミー学長として子育てをお伝えしています。
わが子たちは、長男東大、次男京大、娘はイギリス高校留学をしています。
そんな子育てをお伝えしています。
「隣のAちゃんは3歳なのにもう『あいうえお』が読めるんだって!」
「幼稚園のBくん、もう足し算引き算が出来るんだって!」
「あら、年長のCくんは、掛け算九九を暗記してるそうよ!」

こんな話を聞くとちょっぴりアセりを感じませんか?
その横で一心不乱に砂遊びに興じている4歳の我が子・・・

「どうしよう・・・手遅れにならないうちに塾に通わせた方がいいのかしら?」
と不安にもなります。

「あいうえおだけは早くおしえなくっちゃ!」

★教えればドンドン覚えるから、ドンドン教えたくなる★

 

それじゃあ、そろそろ我が子にも「あいうえお」を教えてみようかしら。
そう思って、子どもに「あいうえお」を教えてみたとします。

そうしたら、おもしろいようにドンドン覚えるではないですか!!

そうなると、
「次はカタカナ」
「次は足し算」
「次は引き算」

ともっともっと教えたくなるのが親心です。

 

★幼児に知識だけを覚えさせるのは、実は危険★

 

幼い子どもに知識だけを覚えさせるのは、実はとても危険なことなのです。

「え?どうして?楽しそうに覚えているじゃない!」
「早ければ早いに越したことはないんじゃない?」

そう思われるのはもっともだと思います。

子どもの脳はどんどん成長しています。
その様子は頭の中に「器」があることをイメージしてみてください。

小さな子どもの小さな器に、モノをどんどん入れていくと、すぐにいっぱいになって
あふれてしまいます。

いっぱいになってしまった器にさらにモノを入れようとしてもそれ以上入れることはできません。

 

★脳の成長は陶芸と同じ!?★

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あなたは陶芸をしたことがありますか?
もし、経験がなくても、テレビなどで見たことはあるでしょう。

柔らかい土をロクロで成型して器を作っていきます。
もし、まだロクロを回している段階で、中にモノをどんどん入れたらどうなるでしょう?

そうです!くずれてしまいますね。

頭の中の器(脳)も同じようなものだと思います。

0歳から6歳までの子どもの脳の成長は、まさしく『器』を作っていく作業です。
この間は、モノをなるべく入れずに、『大きく丈夫な器』を作ることに専念させてあげましょう。

柔らかい土(脳)で大きな器を成型して、焼成して、大きな焼き物の器が完成したら、
その中にはたくさんのモノが入ります。

早くモノが入れたくて、小さな器のままモノを入れ始めても、すぐにいっぱいになってしまいます。

 

★器の大きさ=考える力だとしたら・・・★

器の大きさとは、人間の脳で考えると『考える力』です。
中に入れるモノとは『知識』です。

しっかりした大きな器が出来上がるまで待つのは、親からするとアセッたり、不安になったりするものです。

なぜなら、『知識』は見えるからです。
「あいうえお」が読めるとか、「足し算引き算」ができるとかいうことは、
はっきりと見ることができます。
だから親は安心するのです。

でも、『考える力』は簡単には見ることができません。
実は、砂場遊びや水遊び、積み木遊びでも『考える力』を身に付けることができます。
砂場で一心に遊ぶ我が子を見守ることが、子どもに『考える力』をつけてあげることなのです。

それなのに、『考える力』は見えないですからつい
「塾に行かせようかしら?」
「プリント教材をさせようかしら?」
と思ってしまうわけです。

 

★いったい、いつ大きな器が出来上がるの?★

ズバリ!小学校に入学する6才ころです。もちろん、個人差はありますが。

ひらがなや計算は、小学校に入ってから習います。
これは、そういった脳の成長を考え合わせてのことだと思います。

幼稚園・保育園の間は『考える脳』を作る期間だと思ってください。
だから、幼稚園では、外遊びや砂遊び、お絵かき、積み木遊びなどの時間をたくさん取ってあるのです!

でも、最近では「おべんきょう系」のプログラムが入っていて、そんな幼稚園が人気だったりするそうですが。

ちなみに我が子たちのうち、息子たちは小学校に入るまで、ひらがなは書けませんでした。
数字も書けませんでした。

それでも(だからこそ?)、小学校でならうひらがなや数字に夢中になって、あっという間に覚えていきました。

ひらがなや数字は『知識』です。
それを教えなかったからといって、何もさせなかったわけではありません。

私は『考える力』がとにかく大切だと思っていたので
徹底的に考えることをさせました。

私の頭の中にはいつでも「大きな器をロクロで作る」イメージがあって、

「6歳までに出来るだけ大きな器を作ろう!」

ということだけを考えていました。

 

★じゃあ、どうやったら大きな器が出来るの?★

ここまで読んで下さったあなたなら、どうやったら大きな器が出来るかがもうお分かりだと思います。

「好きなことをトコトンやらせる」
「教えない」

この2つのことを気をつけるだけです。

でも、この2つがムズカシイのです。

子どもが好きなことって、親から見ると「くだらないコト」が多いのです。
砂場で穴を掘っていたり、
水遊びに夢中になったり。
ザリガニをつかまえたり、どんぐりを拾ったり。

泥だらけ、水浸しで洋服はぐちゃぐちゃになるし、
汚らしいし・・・

それよりも、お家や塾でドリルをしたいた方がためになる気がします。
洋服も汚れないし。

でも、ドリルやプリント教材は『知識』を教えることがほとんどです。

『考える力』をつけさせることはドリルではムズカシイです。

 

★大きな器を6歳までに作ることが大切なことはわかる、でも・・・★

6歳までに大きな器(脳)を作って、それから知識をどんどん貯めていけばいいことはわかっていただけたと思います。

わかってはいても、やっぱり不安・・・(-_-;)

そんな方が大半でしょう。それはなぜ?

そうです!「考える力」はパッと見には見えないからです!

私も子育てをする中でずっとそんな不安を抱えていました。

「考える力をつけることが大切、でも見えないから不安(-_-;)」
「周りの子はどんどん知識を身に付けていくので、取り残されそうで不安(-_-;)」

そんな私を支えたのが「自分はどんな母になりたいのか」という信念でした。
自分がなりたい母像がしっかりしていると、子どもの見える部分だけではなく、見えない部分も考え合わせることが
できるようになります。

そうすると、見えない不安から解放されるのです!

周りの子どもや、ママ友からの視線を気にすることなく子育てをするためには
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