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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

【そろそろうちも、習い事させようかな?と思ったら。】

新年度を迎えるにあたり、「新しく習い事を始めようかな」と思われている方も多いことでしょう。music_pianoお子さんが3〜4歳になると少し余裕が出てきたり、まわりのお友達が習い事を始めたり、キッカケは色々あると思います。

今回は、そんな時の指針になればと、習い事についてのお話をしたいと思います。

習い事には、メリット・デメリットがある

「習い事にデメリット?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、どんなことも表裏一体。
必ず光と影があります。

メリットについては分かりやすいのです。
ホームページやパンフレットに書いてありますし、説明を受ける際にもメリットを紹介されます。
でも、デメリットについてはどこにも書いていないので、自分で考えるしかありません。

・これから始めたいと思っているもの
・既に習っているもの
・辞めようか迷っているもの

があれば、それぞれについてメリットとデメリットを書き出してみてください。

このときのポイントは、

習い事をひとつもしなかった場合のメリットとデメリット

についても考えてみる、ということ。

時間的にも経済的にも余裕ができる反面、家庭ではできない体験や学びをする機会を失う

など、客観的な視点で考えることができるようになります。

「なぜ、その習い事をするのか?」を、明確にする

習い事をするからには、何かしらの期待があるものです。

例えば、

ピアノやバレエ→情緒豊かな子に育って欲しい
水泳→身体が丈夫になる、泳げると身を守ることにも繋がる

など。

このとき、

今、目の前にいる我が子にとってどうか?

という点だけでなく、

30歳になった我が子にとって、どんな影響があるか?

という視点で考えてみてください。

私は、“勉強ができることそのもの以上に、考える力をつけてあげることが大事”だと、常にお話しています。

その習い事は、我が子に考える力をつけてあげられるものでしょうか?

例えばピアノなら、右手と左手を別々に動かしますし、暗譜も必要なので、とても頭を使いますね。

一方で、手取り足取り教えてくれる習い事は、手厚いと感じる反面、受け身の姿勢になってしまうかもしれません。

習い事はあくまでも、

・子どもの能力を伸ばすため
・子どもの才能を発見するため
・未来の夢を叶えるため

のもの。

もちろん、親子で楽しい!と思えるものがあれば、その気持ちだけでやってみてもいいのです。

ただ、目的を履き違えて、「やらせること」を目的にすることがないように、お子さんが積極的に取り組めるものを選んであげたいですね。

子どもが成長するためには、“何もない時間”が絶対に必要!

最近では、“我が子にたくさんの体験をさせてあげたい”と思うあまり、月曜から金曜まで習い事漬け、というお子さんもいるようです。
1日に習い事を2つ以上ハシゴされている例もあるとか!

そのような場合にも、メリットとデメリットを天秤にかけてみましょう。

確かに、お子さんが小さいうちは特に、何が向いているか試してみないと分からないので、様々な体験をさせてあげることは良いと思います。
でも、それが全て習い事という形で、毎日の予定が詰まっていたら、子どもにとってはどうでしょうか?

・せっかく積み木遊びに夢中になっているのに、習い事の時間だからと中断させられる
・毎日やることに追われて、疲れてしまう

など、習い事から得られるものよりマイナス面の方が大きくなってしまいます。

大人はつい、子どもがボーッと退屈そうにしていると、「習い事でもさせようかしら」「お手伝いさせなきゃ」などと、時間を有意義に使わせたくなってしまいます。

でも、子どもにとっては、“何もない時間”というのが絶対に必要なのです。

例えば、睡眠時間に例えると分かりやすいでしょうか。

人間は、眠らないと絶対に生きていけません。
眠っている時間は何も生み出さない無駄な時間のように思えるけれど、身体や思考を整えるなど、非常に重要な役割を果たしています。

それと同じで、子どもにとっての“何もない時間”は、

・お友達や先生とのやりとりを思い出してコミュニケーションを学ぶ
・退屈だからとイタズラしたことでアイデア力が磨かれる

など、得るものは必ずあるのです。

そんな視点で、お子さんの生活と習い事との兼ね合いについても、ぜひ考えてみてくださいね。

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親がブレない軸を持つことがとても大切

これは習い事に限らず子育て全般について言えることですが、親がブレない軸を持つことが何より大切です。

新しく習い事を始めるにしても、辞めるにしても、親が「続けようかな、どうしようかな。これやってて意味あるかな」など、気持ちが揺らいでいたら、お子さんも不安になってしまいます。

どちらを選ぶにしても、一度決めたら迷うことなく前進していきましょう!

とはいえ、この“ブレない軸”を持つことがとても難しい。
実際に子育て真っ最中のお母さんたちのリアルな試行錯誤は、こちらのメルマガでご紹介しています。
きっとあなたの参考になるはずです。

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