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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

「愛の鞭」はしつけではない!体罰の連鎖をやめるためには★

怒る母

先日、ある「道の駅」へ行ったときのこと。
私はお昼に米粉うどんと鯛すし稲荷を食べて、
野菜や手作り品を見ていました。
その日はたくさんのお客様ににぎわっていました。

小雨が降るあいにくのお天気でしたが、
食事とお買い物をすませて駐車場へ出ると、
そこには2歳くらいの女の子とママさん、そしておじい様が帰ろうとしていました。

女の子は駐車場の小石を拾って遊んでいました。
ママは見守りながら車のドアを開けているところでした。

その時、
「何をぐずぐずしちょるんじゃ~(怒)
早く子供を車に乗せんかい(乗せなさい)!」とおじい様の怒鳴り声。

途端にママさんはビクッと体を震わせて、
女の子の頭をゴツンっとたたくと、車に無理やり乗せました。

私はとてもショックでした。
田舎のおじいさんにはよくあるタイプなのですが、
短気でおこりっぽいおじい様としては雨が降っているので
子供が風邪をひいてはいけないと思われたのかもしれませんし、
自分が早く帰りたかったからかもしれません。

お子さんとママだけだったら、ゆっくり小石を拾って帰ることもできたと思います。

ママさんはおじい様に怒鳴られたショックで、お子さんの頭をゴツンとたたいてしまいました。
こうやって暴力の連鎖(言葉の暴力も含めて)が起こっていくのだと思うと切なくなりました。

 家での日常生活でも同じような場面が繰り返されていると思うと、
ママさんが本当にかわいそうです。

せめて、「ママさんは悪くないですよ、
おじい様も決して悪気ではなく昔からの習慣でああいう言い方になるので、
せめてお子さんに手をあげるのだけはヤメテあげましょうね」
とお伝えしたかったです。

日本には「体罰」を容認する感覚があります。
「愛の鞭」とか「鉄は熱いうちに打て」とか。

私は「鞭」や「打て」は決して体罰のことではないと思っています。
でも多くの日本人は「体罰」をしつけだと思っている部分があります。
 暴力の連鎖、どこかで止めなければいけません。。。。

「教えず怒らず脳力伸ばせば、子どもがなりたい自分になる」
東大・京大合格だって、
数学オリンピックだって、学生起業家だって、高校生イギリス留学だって。
2000冊の育児書にも書いていない
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