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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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年末年始をどう過ごす?

先日、初めてFacebookライブをしました。 テーマは「年末年始をどう過ごす?」でした。 こちらのブログでも内容をご紹介しますね。 下記のポイント2つに絞ってお話しました。 ●日本の伝統行事 ●コミュニケーション ひとつずつお伝えしていきます。 takoage

日本の伝統行事

冬休みは、夏休みや春休みと同じように長期の休みです。 でも夏休みや春休みと違うところは、 「お正月」という節目があるところ。 「お正月」と聞くだけで、びしっと背筋が伸びる感覚がするのは、私だけではないはず(笑) でも実際には、イマドキおせち料理を全て手作りしたり、羽つきや凧揚げをしたり、そんな経験はほとんどの方がないでしょう。 それでも「日本の伝統行事」のスピリットだけでも子どもに伝えていきましょう。 おせちの一品だけ作ったり(我が家の場合は栗きんとん) 家の中でできる手作り福笑いで遊んだり きっと、そんなちょっとした「日本の伝統行事」が、子どもたちの心の中に「お正月の思い出」として残るはずです。

コミュニケーション

冬休みは、家族で貴重な長期休みが取れるご家庭が多いことでしょう。 だからこそ「家族でできる」ことをしましょう。 ・大掃除 ・初詣 ・ボードゲーム など、何でも良いのです。 「家族の絆」を感じるコミュニケーションタイムをぜひ取ってみてくださいね。 中には、お父さんまたはお母さんが仕事で一緒に過ごせないご家庭もあるかもしれません。 そんなご家庭は、 「我が家ならではのお正月」 を工夫してみてください。 ・お正月の時期をずらす ・お正月に合わせて連絡を取り合う など、「我が家のお正月はコレ!」と感じられるものがあれば何でも良いのです。 現代は文明の利器がたくさんあります。 テレビ電話やLINEなどを活用しちゃいましょう! しめ縄と門松

お年玉、どうする?

Facebookライブの中では、「プレゼントタイム」として(今回は初めてだったので)事前にメルマガから質問を募集し、当選した方からのご質問にお答えしました。 今回は、 「祖父母からもらったお年玉を子どもに渡す?渡さない?」 問題についてです。 「え?祖父母からもらったお年玉、子どもに渡さないの?」 そう思った方もいらっしゃるでしょう。 我が家では、毎月のおこづかいとして子どもたちに決まった額の現金を渡す、というようなことはしていませんでした。 「お給料制」を導入し、お仕事をしたらその対価としてお給料を渡す、という仕組みにしていたのです。(詳しくは書籍「お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?」をご覧ください) ですから、何もしていないのに高額のお金が一度に手に入る「お年玉」という制度は脅威でしかありませんでした。 そんな「お年玉」制度、ご多分にもれず我が子たちが子どもの時にも、祖父母から高額なお年玉を貰っていました。 我が家ではどうしていたかというと、1,000円だけ子どもに渡し、残りは銀行に貯金していました。 「おじいちゃんやおばあちゃんは、あなたが大人になったときにお金が必要になるから、今から少しずつくださっているのよ。だから大人になるまで貯めておきましょうね」 と伝えていました。 子どもたちもきちんと理解し、全額を一度に欲しいと要求してくるようなことはありませんでした。 参考にしてみてください。 お年玉

我が家のお年玉〜ボードゲームの最後は必ず修羅場になる〜

ちなみに、我が家のお年玉は毎年「ボードゲーム」でした。 子どもたちが成人した今でも、冬休みに帰省した時に渡すお年玉はボードゲーム(カードゲーム)です。 1人1つのお年玉をあげるので、子どもが3人いる我が家では毎年3つずつボードゲームが増えていきます(笑) 3つのゲームがあれば、お正月の間ずっと楽しく遊べます。 ボードゲームやカードゲームのいいところは、「年齢が違っても一緒に遊べる」ということ。 勉強だと、年齢差のあるきょうだいが一緒に同じ問題を解く、ということはできませんが、ボードゲームやカードゲームなら一緒に遊ぶことができます。 と言っても、子どもたちが小さいうちは特に、カンシャクを起こしたりちゃぶ台返しをしたり!(笑) 「ボードゲームの最後は必ず修羅場になる」 と腹をくくっておいた方が気が楽かもしれません(笑) ちゃぶ台返し、我が家でも毎回の出来事でしたよ! それも、「ちゃぶ台返し」って、負けてからひっくり返すわけではないのです。 「負けたあと」ではなくて、「負けそうになった」ときに、ゲーム盤をひっくり返したりコマを投げつけたり! そこそこ厚みのあるゲーム盤を引き裂いた子もいます(笑) 「次の一手で負ける!」と分かった子は、負けるのが悔しいから次の一手に行く前に、その一歩手前でひっくり返すのです。 そうすると、勝てるはずだった子は悔しくて怒って取っ組み合いの大喧嘩に(苦笑) それでも、「喧嘩するからボードゲームなんてもうやめよう!」とはなりません。 毎回そうなると分かっているのに、次の日にはまたボードゲームで遊ぶのです。 そんなことを繰り返していくうちに、勝つことや負けることを学びます。 負けることへの耐性もつきます。 ・負けて悔しい気持ち ・それを乗り越える気持ち を学ぶ良いチャンスだと思っています。 ちなみに私は、ひっくり返ったゲーム類を片付けるようなことはしませんでした。 修羅場が始まると、その場を収めることもせず、そーっと離れていました(笑) 「片付けないと次のゲームはできないのよ」と伝え、子どもたちに片付けてもらっていました。 そんなことが10年以上続いていた我が家ですが、3人とも成人した今は、ちゃぶ台返しをするような子はいません(笑) 負けても「くやし〜い!」とドラマのように爽やかな悔しがり方ができるようになりました(笑) monopoly

今になって思うこと~ボードゲームを続けてきて良かった~

子どもたちが成人した今になって思うのは、ボードゲームを続けてきて良かったなということです。 というのも、現在では家族全員が揃うのは年に1~2度、それこそ年末年始くらいしか機会がありません。 そんな貴重な機会でも、ふだん別々に暮らしていると、全員で集まった時に共通の話題がないのです。 仕事の話といっても分からない内容ですし、誰か1人がスマホを見出したら全員がスマホを見出して、結局それぞれが自分の世界に入ってしまう、なんてことも起きます。 けれどボードゲームがあると、それだけで「共通の話題」になるので、とても盛り上がるのです。 コロナ禍でお正月に集まれない時などは、子どもたち同士で国を越えて、オンラインでのボードゲームを楽しんでいたようです。 私は弱過ぎるので仲間に入れてもらえませんでしたが(笑) 今の私にとって、子どもたちが仲良くボードゲームで遊んでいる姿を見ることが、とても幸せだなぁと感じる瞬間です。 今、子育て真っ最中のお母さんたちは、カンシャクを起こされたりちゃぶ台返しをされたりして大変な時期だと思います。 でもいつか今の私のような日が来ますので、その日を夢見て楽しみに待っていて欲しいなと思います。 みなさま、良いお年をお迎えください。 東大・京大・高校単身留学の子どもを育てた母の「全国対応 無料メールマガジン」