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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

【本格的な冬が到来!赤ちゃんの洋服は、何を着せたらいい?】

いよいよ冬も本番となりました。

初めての冬を迎える赤ちゃんがいるお母さんは、

「何を着せたらいいんだろう?」
「風邪ひかないかな」

と心配になる季節ですね。

生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節の機能がまだ整っていません。
大人がある程度、調節してあげる必要があります。

とはいえ、風邪をひかせてはいけないと冬は暖かくし、あせもができてはいけないと夏はクーラーで涼しくするとどうでしょうか?

おそらく、赤ちゃんにとって〝快適な温度が普通〟になるでしょう。

少しでも寒かったり暑かったりするだけで、快適な温度外になってしまうのではないか、と私は考えていました。

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人間は、家電製品と同じ!?

人間は、まっさらの状態で生まれてきます。
家電製品でいえば、まだ設定がされていない状態です。

家電製品は、まずは設定をして、それから使い始めます。
人間も同じではないだろうか、と私は考えたのです。

赤ちゃん時期(特に生まれて最初の1年間)に、自分の体がどの程度の暑さ寒さに耐えられるかの限界温度が決まる。

ちょうど家電製品のサーモスタットの設定をするように。

そんな設定をしている途中の段階なので、適応温度の幅広い体にすることが最も重要な課題だと私は考えました。

将来、我が子が南極越冬隊に入るかもしれないし、赤道上の国でボランティア活動をするかもしれません。

そんなチャンスがあったとき、

「寒いからムリ!」
「暑いところニガテ!!」

などといった理由で、チャンスを棒に振って欲しくはありません。

耐えられる限界の温度を幅広くしてあげることで、大きくなってからも、寒さ暑さに耐えられる、強い体を作ってあげたいと考えました。

風邪をひかない強い体を作るために、私がしたこととは?

冬生まれの息子たちの例ですが、2〜5ヶ月たって春になる頃、裸ん坊にしてみました!(家の中だけ)

寒がるかと思いきや、意外なくらい、平気な顔でニコニコしています。

そのまま春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が来た頃には裸でいるのが普通になっていました。

裸育児のおかげだと言い切ることはできませんが、我が子たちはほとんど風邪をひいたことがありません。
インフルエンザとも無縁です。

寒いから、薄着をしているから、風邪をひくのではなくて、ウィルスによって風邪をひくのです。

裸でも大丈夫なのは、平熱が高いから。
平熱が高ければ、体の中に侵入してくるウィルスをやっつける機能はアップします。

寒いからと服を着せることよりも、免疫力を高めることの方が大事。

現代の住宅事情なら、〝凍える〟という心配は、まずないはずです。

とはいえ、これを読んだからといって、今まで厚着をしていたお子さんが急に裸になると風邪をひくのでご注意ください(笑)

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裸まではならないとしても、まずは薄着から心がけてみましょう

小さな赤ちゃんなら、

・長袖の肌着
・つま先まですっぽり覆ったタイツやロンパース

をやめてみる。

肌着を着せるとしても半袖のものを。
靴下を履かせるとしても、家の中では脱ぐ。

など、少しずつ挑戦してみると、意外と大丈夫ということに気づくと思います。

少し大きなお子さんに対しては、つい、

「寒いからコートを着なさい」
「マフラーを巻きなさい」

と言ってしまいそうですが、お母さんの感覚ではなく、子ども自身に判断させてあげてくださいね。

ほとんどのお子さんは、お母さんより暑がりだと思いますよ。

赤ちゃんの頃から薄着を心がける〜裸育児のメリット〜

「風邪をひかない強い体を作りたい」

そう願い、自分が小学生の頃、真冬に乾布摩擦をしていたことを思い出して取り入れてみた裸育児でしたが、思ってもみなかったメリットがたくさんありました。

ご紹介しますね。

・成長が一目瞭然で分かる

裸でオムツ姿の我が子を見ると、成長が一目瞭然です。

「太ももの肉づきが良くなってきたな」
「こんなところにホクロがある!」

など、服を着ていたら気づかないであろう発見がありました。

・洗濯物が少ない

お風呂に入る時に、すぐ飛び込める子どもたち。

反対に、寒がりの私はセーターを何枚も着こんでいたので(笑)、何枚も服を脱がなくてはならず、

「お母さん、なんでそんなにたくさん着ちょるん?(山口弁)」

と不思議がられていました(笑)

脱ぐ服がないということは、洗濯物も少ないということ。

5人家族の我が家で厚着をしていたら、洗濯物の量はスゴイことになっていたはずです。

・タンスの整理が楽チン

下着のシャツや靴下がない(持っていない)ので、タンスの引き出しが洋服でいっぱいになるとか、必要なものが探せない、といったトラブルがありませんでした。

洋服の整理や衣替えが不要というのは、お母さんのストレスフリーに繋がります。

・活動がしやすい

服を着ていることで、体の動きを邪魔してしまうことがあります。

「食事の時に、袖がお椀に当たってひっくり返る」
「積み木遊びの時にズボンの裾が当たって積み木が崩れる」

ということがないので、子どもたちが泣く回数も減りました。

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寒さ対策についても、将来を見越して考えてみましょう

どうですか?

「ちょっと極端じゃないかな」なんて思った方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)

でも、たかが寒さ対策。されど寒さ対策。

寒さへの対応ひとつとっても、

・「今」だけ寒くなければいい
・「将来」寒さに強い体にしよう

というように、考え方は二通りあります。

手袋にしても靴下にしても、ただ履かせるのではなく、その意味あいと、メリット・デメリットを考えてみて欲しいなぁと思います。

そんなふうに将来を見越して考えることが、30歳になった我が子にどうなって欲しいか、という具体的なイメージを持つことに繋がります。

私は、子どもってニブいと思っています。

寒さや暑さはもちろんのこと、痛みや痒みに対しても同じ。

だから、冬でも夏でも外で元気に遊べるし、転んで怪我をしても、蚊に刺されても、外が好きなのですね。

水たまりの氷を足で割ったり、
霜柱を踏みながら歩いたり、
おしくらまんじゅうをしたり、

冬の寒さを五感で味わう楽しい記憶を、子ども時代に体験させてあげてくださいね。

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