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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

【コスパ・タイパより○○パ】

「コスパ」という言葉はもう、すっかり浸透しています。

「コストパフォーマンス」ということですね。

「経費対効果」とも言います。
(私はこちらの方がわかりやすい)

つまり、かけた経費に対して、どれくらいの効果があるか、ということです。

わかりやすく言えば、

「安くて良いものが良い」

という判断基準です。

「タイパ」は、最近よく聞くようになった言葉です。

「タイムパフォーマンス」ということです。

つまり、かけた時間に対して、どれくらいの効果があるか、ということ。

よく「時短」と言われますが、そのことです。

火を使ってお湯を沸かすより電子レンジの方が早いので、「タイパが良い」ということになります。

これらは、自分が行動するときの判断基準となります。

人間の判断は習慣で行われることが多いので、

★コスパで判断するタイプ
★タイパで判断するタイプ

に分かれるのです。

例えば、目的地へ出かけるときに、

★なるべく安い交通機関
(電車やバスや徒歩)で行く=コスパ

★タクシーで行く=タイパ

どちらが良いとか悪いとかではなく、
自分はどちらのタイプか?ということです。

私はそのどちらでもなく、新しい提案をしたいと思います。

それが「手間パ」です。

皆さん初耳だと思います。

だって私が作った言葉ですから。笑

自分がかけた手間に対して、どれだけの成果が得られるか、という考え方です。

手間というのは、時間だけではありません。

エネルギーです。

私の場合、

「手間をかけずにそこそこの成果を得る」

ことよりも、

「手間をかけて、かけたエネルギー以上の成果を得る」

ことを重要視しています。

その最たる例が「子育て」です。

「生産と消費」という言葉は、これを読んでくださってる方であれば理解していただけていると思います。

「生産と消費」を言い換えると、

★手間をかけるか(生産)
★手間をかけないか(消費)

です。

手間をかけて成果が得られることが確約されているなら、多くの親は手間をかけると思います。

でも、子育ての難しいところは、いくら手間をかけたところで、成果が得られるかどうかが「見えない」ところです。

実は、手間をかければ成果は確約されているのです。

でも、「見えない」のです。

人間は「見えないもの」は、無いものとして扱ってしまうので、

「子育てに手間ひまをかけても、無駄。
なるべくコスパ・タイパのよい子育てをしよう」

と考えてしまうのも無理はありません。

ただし、ただ「手間」をかけるだけではダメです。

「パフォーマンス(成果)」が良くなければならないのです。

だから「手間パ」なのです。

この「手間パ」の考え方は、子育てだけではありません。

生活の中に取り入れると、生活が豊かになります。

コスパ、タイパだけで生活を組み立てると生活がギスギスします。

いつも安売り情報だけを追いかけるとか、時間に追われる、とかは疲弊しますし、生活がギスギスします。

だからこそ上手に「手間パ」を活かして生活をしてほしいのです。

生活が豊かになれば、心に余裕ができます。

そうすれば、子育ても余裕を持ってできると思うのです。

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