問題集の選び方
前回のメールで
「低学年の学力」
がどんなに大切かわかっていただけ
たと思います。
中には、
「いいえ、そんなことはない!
私は私のやり方を貫きます!」
と言う方もいらっしゃるでしょう。
それでいいと思います。
子育ては十人十色ですから、
ご自分の方針が決まっている方は
それでいいのですよ。
でも、ほとんどの方は子育ての初心者。
もちろん、私も子育て中は初心者
でした。
だからこそ、「子育ての予習」をして
初めての子育てに挑んだのです。
このメルマガ情報があなたの
「子育ての予習」に役立つことを
期待しています
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どんな問題集を選んだらいいの?
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低学年で学力の基礎を身につけさせる
には、やっぱり勉強習慣を
つけなくてはなりません。
その時、必要になるのが「教材」です。
★教科書
★ドリル
★市販の問題集
★通信講座
★手作り問題
何を使うかで、当然子どもの学力は
違ってきます。
私のオススメは
「学校の授業に影響のないもの」
です。
これだけでは、「???」だと
思いますので、解説をしますね。
「子どもに学力をつけよう」と
思うと、すぐに思い浮かぶのが
「先取り学習」
です。
かけ算九九を早く覚えさせたり、
花の名前や都道府県名を覚えさせたり
・・・
「ウチの子、小学1年生だけど、
もうかけ算わり算ができるのよ〜」
と思うと、ちょっと鼻が高いですね(笑)
でも、待ってください!
小学4年生になれば、誰でもかけ算も
割り算も習うのです!
それならば、先取りではなく、
もっと別の力を付けた方がいいのでは
ないでしょうか?
私が名付けたのは
「深取り学習」
です!
一つのことについて、深く学ぶと
いうことです。
例えば、
「48円のチョコを2つ買うといくら?」
という問題。
★48+48
★48×2
という方法があります。これは
学校で習う方法です。
二桁の足し算は小学2年生
二桁のかけ算は小学3年生で
習います。
先取りで足し算かけ算を学んだら
1年生でも出来るかもしれません。
でも、多分その意味まではわかって
いないでしょう。
★(50−2)×2
こんなやり方でもできます。
これは、中学校で学ぶ方法です
(一部、小学高学年でも学びます)
本当の深取り学習ができている子は
小学1年生でもこの方法を使います。
なぜなら、この方が計算がラクだから。
実際、我が子たちはこの方法を
1年生から使っていました。
つまり
★100−4=96
もし、お子さんが問題とは全然関係ない
数字(100とか4とか)を
ぶつぶつ言っていたとしたら、
この方法を使っていると
いうことです。
「学校で習った通りにやりなさい!」
と言うのは愚の骨頂だと思います。
こんな「真の学力」がつく
問題集を選んでくださいね(^^♪
ポイントは
「知識か思考力か」です。
単なる知識(計算も含む)を覚える
問題集をいくらやらせても、真の学力
はつきませんよ。
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問題集選びよりもっと難しい
おもちゃ選び
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そして、問題集選びよりもっと
難しいのが「おもちゃ選び」です。
これは、赤ちゃんの時から始まります。
問題集は各出版社の目的が同じです
「子どもの学力を伸ばすこと」
だから、どれをとってもそれほど差は
ありません。
「知識か思考力か」
だけを見極めればいいので
ある意味ラクです。
でも、おもちゃは各おもちゃ会社の
目的が違います。
「子どもの能力を伸ばすこと」
を目的に作られているおもちゃは
本当に少ないのです。
「子どもが楽しむこと」
「おもちゃがたくさん売れること」
を目的に作られているおもちゃが
多いのです。
そう思うと、
数少ない「能力を伸ばすおもちゃ」を
探すのは至難の業です。
親はそれをしなくてはいけないのです。
大変な作業です。
だから、もし今お子さんが赤ちゃんなら
今から「将来の学力を伸ばす」ための
おもちゃを選んでくださいね。
でも、「数字やひらがなが書いてある」
おもちゃじゃありませんよ。
それらは、「知識」ですから。