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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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やんちゃだったけど思考力が見えてた

【メルマガ読者さまの質問】

 

> メルマガ「学力の伸び方ふた通り」
の内容について、
どうしても先生に
教えていただきたいことがあります。

先生の次男さんは、あと伸びタイプ、
とのことでしたが、

幼い頃、具体的に
どのようなことからそのように感じ、
次男さんを信じて、
良いところを伸ばしてこられたのでしょうか?

先日のメルマガでも、先生は次男さんについて、
やんちゃだったけど先生には思考力が見えてた
と書かれていたと思います。
 

何かの機会に、
先生のお考えを教えていただければ幸いです。

次回のメルマガも楽しみにしています。
(Kさん)

次男は小学入学時には
あいうえおは書けませんでした。
数字も書けませんでした。
 

私は教えようと思ったこともありません。

だからと言って、何もしなかったわけではなく
「考える力」をつけることには注力して
いました。

そして、次男は考えることについては
物凄く深い思考力があったと
思っています。
 

例えば、買い物で
「ここへ行って、あそこへ行って、
その次にあちらへ行って・・」

の時には、
 

「先にあそこへ行ったら、ここで買う予定の
ものもあるかもしれないよ。
その方が時間が早く済むよ」
 

というようなことを言っていました。
よく考えるととても論理的で筋が通っていました。
 

次男が年長の時、
プリンターの4色のインクを
買いに行った時のことです。

黒は980円、赤・青・黄色は880円でした
4色セットは3280円でした。
 

「バラで買うのと、セットで買うのはどっちがトク?」
 

と聞いたら、しばらく考えてから
 

「セットの方が、340円トク」
 

と答えたのです。
もちろん、紙も鉛筆もありません。
(あっても字が書けないので関係ないですが(笑))
 

「どうやってわかったの?」
 

と聞いたら
 

「980円は1000円に20円足りなくて、
880円は900円に20円足りなくて、
900円は1000円に100円足りなくて
・・・」
 

という説明を始めました。
詳しくは理解できませんでしたが、
論理的に考えていることはわかりました。
 

後日(大学生になってから)、次男に聞くと
「計算は頭の中で積み木でやっている」
と言っていましたから、
すでに幼稚園の時から積み木が頭に入っていたの
だと思われます。
 

思考力とはこういうことだと思います。
数字や足し算引き算のやり方をいくら教えても
思考力がなければ、このような計算は
できないと思います。
 

こんなこともあって私は

「考える力」
「論理力」
「思考力」
「積み木遊び」
 

が大事だとお伝えしているのです。
 

本人の名誉のためにお伝えしますが、

ひらがな、数字は小学1年生の1学期に習って
すぐに覚えました。