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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

学力の基本は「算数」

私は「算数」が学力の基本だと
思っています。
 

★算数が出来るから理系 とか
★算数が出来ないから文系 とか
 

この考えは違うと思うのです。
 

では、なぜ算数???
 

私はいつも「考える力」「思考力」
が大切だと言っています。
 

この「考える」「思考する」ための
学問が算数だからです。
 

他の科目が考えなくていいという
わけではありませんが(笑)
 

例えば社会。
都道府県名を覚える
年号を覚える
 

これは「記憶力」の科目です。
もちろん、専門的になると総合的に
考えることが必要でしょうが。
 

「勉強」というと「記憶力」の
イメージがあるかもしれません。
 

そして、「記憶」をすると結果が
すぐに出ますから、充実感も
あると思います。
 

でも、記憶力に頼って学習する
のは、限界があります。
 

中学受験高校受験くらいまでは
それで何とかなるかもしれません。
 

でも、「思考力」を育てずに
「記憶力」だけで勉強をしていると
 

大学受験には通じません。
 

いや、中学受験でも中堅校くらいまで
ならいいですが、難関校には
歯も立ちません。
 

そして、「記憶力で成功した」体験
を先にしてしまうと、「思考力」を
育てようという気に(親も子も)
なりません。
 

私の親しい方のお話です。
 

小学高学年の女の子と年長さんの
男の子の兄弟がいて、
 

お姉ちゃんはいわゆるお利口な子。
幼稚園の時から、親に言われるまま
勉強もしていました。
 

親が「子育ての予習」をしていれば
よかったのですが、教育熱心なのに
行き当たりばったりの教育をしていた
と言っていました。
 

それは、「ドリル系」の勉強を
させたこと。
「かるたやカードで記憶系」の勉強
をさせたこと。
 

幼稚園の時から、どんどん勉強を
してどんどん覚え、小学校低学年
では、とてもよく出来るクラストップ
の成績でした。
 

今でもドリル系の問題集は自分から
いくらでもやるそうです。
 

先日私とその方(親)が話した時に
私が「思考力」の話、思考力の鍛え方
を説明しました。
そして、そんな問題集を紹介しました。
 

そうしたら、見事に1問も出来ない
そうです!
 

「自分はできる子」と思っている
ので必死で解こうとするのに
出来ないので、涙を浮かべてそれでも
がんばっているそうです。

 

弟の方は、やんちゃで末っ子ということ
もあり、放りっぱなしだったそう。
 

年長さんになって、そろそろ勉強でも
と思って、同じ問題集の幼稚園用を
やらせてみたら、スラスラ解いてる!
 

その方は
 

「最初から『考える力』に重点を
おいて教育すればよかった〜」
 

と嘆いていました。