お母さんは怒ったっていいのです!
【特別レッスン生の相談】
>5歳と3歳の男の子がいます。
最近子供達のワガママが
エスカレートしています。
でも、ワガママというよりは、
ママからの愛情を兄弟同士で
争奪戦をするのがエスカレートしています。
これって、何が原因なのでしょうか?
昨日は、対応に困り道端で
怒鳴り散らしてしまいました。
保育園からの帰り道、
長男はわたしとずっと手を繋いでいたくて、
一瞬たりとも手を離したくなくて
駄々をこねました。
次男は帰り道抱っこして欲しくて、
道路に寝転がり地団駄を踏みました。
わたしは手は二本しかないので、
両方の要求には応えられません。
とても寒い寒い帰り道、、、
しばらく突っ立って考えました。
甘えたい気持ちはわかるのですが、
わからなくなり、わたしの心は鬼に変わりました。
「じゃあ、どうすればいいんだよ!!!!」
と鬼のように怒鳴り、
「ずっとここでこうしてなさい!」
と吐き捨てて、2人を置いていこうとしたら、
長男は真剣な顔で歩き出し、
次男は泣きながらついてきました。
家に帰ってからも、怒りは続き、
「ママは手は二本しかないのに、
どうすれば良かったの?
2人ともママに甘えたいのはわかるけど、
ママも無理なものは無理!!!
今度同じことがあったら、
ママは道端に2人とも置いて帰るからね!怒」
と、まだ鬼の母と変わり果てていて、
久しぶりに般若の形相になり、ビビりまくりの子供達でした。
特別レッスンを1年と5ヶ月やって、
しばらく怒っていませんでしたが、
久しぶりに富士山が噴火したみたいに激怒してしまいました
(Sさん)
あるある・・・・ですね。
「ウチのことかも?」
と思われたお母さんも多いのでは(笑)
結論から言えば、これでいいのです。
(大噴火をして)
人間には「喜怒哀楽」があります。
その感情を教えるのは主にお母さんです。
「喜」「楽」はプラスの感情だから
どんどん伝えていい。
「怒」「哀」はマイナスの感情だから
子どもに伝えてはいけない。
そう思っていませんか。
しかし、「怒」も「哀」も
人間の大切な感情ですから
子どもに伝えなければなりません。
正確には「怒った後の気持ちのおさめ方」を
伝えなければなりません。
・いつまでも怒り続けるのか
・人のせいにするのか
・「ごめんね」とさらりと謝るのか
それによって、子どもは自分が怒った時の
感情のおさめ方を学びます。
・・・ということは、お母さんが爆発して
怒ることは必要なことなのです。
ただし、その頻度があまりに多いと
あまりよくないですが。