ゴンドラに乗って 子供と同じ方向を見ることを忘れない

【母学特別レッスン生】卒園の報告
3月も終わりに近づき、
新入学を控えているお子さんも多いでしょう。
母学特別レッスン生の中でも
新入学生のお母さんもいらっしゃいます。
そんなお母さんから卒園の報告を
いただきました。
>「お母さん、スマホやめて!」
3歳になる直前の夏休み、
長男のこの一言で私の子育てが一変した。
即座にスマホを手放し、ガラケー生活へ。
自分の子供たちに目を向け、
色んな育児書を読み、
たどり着いたのがこの母学。
「鼻の長い動物はなあに?」の質問に、
「キリン!キリンも高いところに
あるものを鼻で取れる!」
この回答を聞いて、
子供の思考の面白さと
将来の可能性を感じた。
長男、年少の3月、
私は特別レッスンの扉を叩いた。
そこから2年、
母学マインドで送ってきた実生活。
何度も何度も河村先生にメールし、
ボイスメッセージでお言葉を頂戴し、
泣いたことは数知れず…
私の学びと実践と失敗と反省と共に
長男はみるみる生意気になり、
自分の意見をはっきりと言う6歳児に育った。
モノづくり大好きな集中力抜群の
6歳児と言ったほうが良いのかも。
去る13日、
幼稚園生活最後の日。
右代表として卒園証書を授与。
立派な姿を見せてくれた。
色んな思いが込みあがり涙が止まらなかった。
6歳の階段を上り、
来月から小学生になる。
私も一緒に母親の階段を上る。
ゴンドラに乗って
子供と同じ方向を見ることを忘れない。
母学で培った土台に自信を持ち、
小学生の母として新たな気持ちで
子育てに取組んでいきたい。
そして、我が子の一番の見方でありたい。
私を母として
成長させてくれた長男に
ありがとうの気持ちを持ちながら。
河村先生と母学レッスン生の皆様へ、
感謝。
(Tさん)
もう、文章を読んだだけで、
私が何もいうことはありません。
感無量です。
私が自分の子育てで大切にしてきたことを
母学特別レッスンでお伝えしています。
そして、それにさらにご自分の持ち味を
プラスしてお子さんを育てられて
ますます大きく高く羽ばたかれるでしょう。
>ゴンドラに乗って
子供と同じ方向を見ることを忘れない
赤ちゃんが生まれた時は、
お母さんと子どもは向かい合っています。
それから歩き始め、幼稚園保育園に通う間も
お母さんは子どもの正面から
見守り続けます。
まるで遊園地のコーヒーカップのように。
でも、いつまでも正面から向かい合っていては
子どもは自立できないのです。
子どもがコーヒーカップのハンドルを
くるくる回していると
目が回ります。
つまり、子どもがずっとハンドルを握っていると
子育てが迷走するということ。
お子さんが卒園をしたら、
コーヒーカップから観覧車のゴンドラに
乗り替えましょう。
観覧車に乗ったら、向かい合うのではなく
同じ方向で同じ風景を見ましょう。
つまり、真正面からわが子だけを見るのではなく
子どもの将来の目標に向かって
伴走するイメージです。
その意識を親が持っていないと
いつまでもわが子を赤ちゃん扱いして
正面から手出し口出しをすることになります。
そうすると、子どもは
いつまでも自立できないのです。
4月に入学式を迎えるお母さん、
入学式は子どものためだけにあるのでは
ありません。
お母さんが、コーヒーカップから観覧車に
乗り換えるための儀式でもあるのです。