母学やってて本当に良かった!と思えた瞬間

【母学特別レッスン生】の報告
>「ママー、屋根登りたーい!!」
春休みのある日、
年中5歳息子の衝撃の一言。
母学に入るまでの私なら、きっと
「危ないからダメ〜!」
と言っていました。
でも、その日は息子の気持ちをしっかり受け止め、
笑顔で「いーよ!」と言えました。
何事も慎重派の息子に、心配性の私。
一歳の頃、いつも滑り台の上で
じっと固まって動かなかったあの子が、
家の屋根の上を登りたい!と言うなんて・・・
胸がいっぱいになりました。
私は屋根の上を歩いたことは一度もない。
でもラッキーなことに、
その日は工事の人が来ていて、
屋根の上を見てもらうことになっていました。
これはチャンス!!
河村先生がおっしゃるように、
親が防波堤になりダメと言われたら仕方ない、
とにかく言ってみよう!と思いました。
いつもなら、おじさんの仕事の邪魔をしたら
申し訳ないから、と気にする私はいませんでした。
「おじさんでも怖いのに、ほんとに登るの??
すごい度胸だなぁ」と言うおじさんに、
「全然怖くない!早く行こ!」と息子。
高い梯子を登り、一歩ずつ屋根に近づいていく。
屋根に登って、1番高いところに着き、
自信に満ちた笑顔で手を振る息子の姿を見て、
母学やってて本当に良かった!と思いました。
息子はおじさんと屋根の上をあちこち歩いて、
屋根から見えた景色や屋根の構造を
それは嬉しそうに話してくれました。
快く引き受けて下さったおじさんのおかげで、
何物にも代え難い貴重な経験をさせて頂きました。
その後、みんなから
「勇気があるね!」
「お兄ちゃん、かっこいい〜」
「好奇心旺盛で逞しいなぁ」
とポジティブな言葉を
たくさんかけてもらった息子は、
10品のお買い物ワークを1人でやり遂げました。
母学を始めて1年。
親子ともに成長を感じられた一日でした。
常に温かく応援して下さる河村先生、
沢山の素敵な特別レッスン生の皆様、
いつも本当に有難うございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します
(Uさん)
自分は危ないと思ってやったことがないコトを
子どもが「やりたい」と言った時、
どうしますか?
反射で
「ダメ!アブナイから」
と言ってしまうことが多いのでは?
確かに危険なこと、アブナイことには
リスクがあります。
でも、リスクを取らなくてはメリットも得られません。
極端な話ですが、交通事故がコワイからといって、
「一切家から出ない」生活はしないですよね。
それは、外に出ることで得られるメリットの方が
家の中にずっといるデメリットより多いからです。
外に出ることでたくさんの情報を得ることが
できるし、自分の能力を伸ばすこともできます。
つまり、ずっと家の中にいることの方が
リスクが高いと判断しているのです。
これは極端な例ですから、理解できるとおもいます。
でも、日常生活の中では実は
あまり深く考えずに小さなリスクのために
大きなメリットを逃していることがあるかも
しれないのです。
子どもが屋根に登らなければリスクはありません。
でも、屋根から見る風景、達成感は
子どもの能力を大きく伸ばします。
登らなければそのメリットを伸ばすことはできません。
「リスクなければメリットなし」
を理解しチャレンジさせたお母さん、
素晴らしいです。
今日明日は屋根に登る子続出の予感(笑)
(十分気をつけてください)