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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

「周りからの目」にどうやって対抗するか?私の場合

前回のメールでは

「今」しか見ていない

ことについて、あるお母様の質問に
お答えしました。

今回は2番目の

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その2 周りの目(恥ずかしい心)
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について、私の経験をお話しします。

先日お話しした3つの中で、日本人なら
誰でも持つ感情かもしれません。

日本人は、「和」を大切にします。
それから、「絆」も同様です。

私もこれらは大切なことだと思います

でも、あまりにも「和」を重んじる
ばかりに、「自分」を犠牲にしていま
せんか?

これは、マイナスだと思います。

例えば、「みんなと同じにする」

これは、日本の文化ともいえるくらい
共通した考えかもしれません。

でも、「子どもの能力を伸ばす」
「子どもがやりたいことをする」

とは、反対の方向を向くことなのです。

子どもを「のびのび育てたい」と
思いながら、「みんなから外れたことを
しないように注意する」

ことは、相反することです。

車のアクセルとブレーキを同時に踏む
行為と似ています。
車は壊れてしまいます。

そして、「みんなと同じにする」ことを
強要するのが

「周りの目」

なのです!

いくら自分が「子どもの思うようにさせたい」
と思っていても

周りからの白い目に耐え切れなくて
子どもをやめさせてしまったことは
ありませんか?

例えば、子ども同士のケンカ。
多少のことは子どもの勉強でもあるので
やらせて様子を見ようというお母さん
は多いと思います。

子ども同士だけだと、おおらかに見守れる
のですが、そこに相手のお母さんが
いると別の感情が沸きます。

特に、我が子が相手の子どもを叩いた
時には相手のお母さんの目が気になり
ます。

そして、子ども同士だったら止めたり
しないのに、相手のお母さんがいたら
つい、止めに入ってしまいます。

________________

我が子の一人が幼稚園に入園した時の
ことです。

入園式後のクラスで担任の先生の
お話を聞く時間でした。

初めてのクラス、初めてのお友だち、
お母さんたちはみなさん正装して
子ども達の入園に緊張気味に、ご自分
のお子さんの横に立たれています。

それなのに、私の横の我が子の席は
空っぽ!!

ナント! 教室の真ん中で大の字に
なって寝っ転がっていたのです!!

私に突き刺さるお母さん達の白い目!
(もしかしたら、私がそう感じただけ
かもしれません)

それでも私は
「我が子がそうしたいのだから
そのままにさせよう」

と見守りました。
(もちろん、先生の許可をいただきました)

我が子は入園の嬉しさと緊張をそんな
態度で表現したのだと思います。

そんな時、
「ちゃんとお席に座って先生のお話し
を聞きなさい!!」

と叱ることもできたでしょう。

でも、私には我が子の気持ちを優先
して、やりたいようにやらせたいと
思いました。

その気持ちと、周りからの視線を
天秤にかけて、子どものやりたいことを
優先させました。

この方法が最善かどうかはわかりません。
幼稚園の方針によってもちがうでしょう。

でも、「周りからの白い目」によって
自分の方針がブレることは避けたいと
思っています。

これだけではありませんが、我が子たちは
「人と違っていることに価値がある」

という考えを3人とも持っています。

それが、「リーダーとしての資質」の
一つではないかと思います。

私だから出来たのではありません。
誰だって、練習すればできます。

ただ、練習もせずに
「私には無理だわ~」

と思っているお母さんが多いのだと
思います。

それは、「自分がそういう風に
育てられたから」です。

自分の過去の経験(自分が育てられた
経験)から子育てをすると、
同じように子育てをしてしまいます。

自分の子育てを変えたければ、
「子育ての予習」をすればいいのです。

自分の経験以上の学びが得られた時
すんなりと「理想の子育て」が
できるようになります\(^o^)/