私たちの親世代(おばあちゃん)と 母学を学んでいる私たち世代とのギャップ

【母学ママさん】の報告
上海で母学を学んでくださっている
お母さんからの報告です。
>以前のメルマガで
「母学マインド」という言葉がでてきましたが、
私の中でそのマインドが育っているな、
と確認できることがありました。
私は実家とは遠いところに
暮らしていますので、
子どもが生まれてから
実家の母とは1年に1回(1週間ほど)
帰省して会うという形を取っています。
現在も帰省しているのですが、
私の母の子ども達との接し方を見て
今回気づきがありました。
・母は1日何回もあれはダメ、これはダメ、
そんなことしちゃダメ、、、
私が普段言わないようにしている
ダメという言葉を何回も言います。。。
・初めて遊ぶ公園で、
子どもがジャングルジムをしようとして
「そのジャングルジムは小学生にならないとできないよ」
という。←まだ触ってもいない。
・いちご狩りの時、始まる前に
「赤くないのは酸っぱいから食べたらだめ、
小さいのもだめ」と解説。
そういうのも食べてみて経験で
分かってくれたらと私は思っていたのですが。。。
・子どもたちが騒ぎ出すとすぐテレビ。
母にはもちろん感謝しておりますが、
私がしないことを母がやっているのをみて、
ある意味、客観的に
私は母とは違う子育てのやり方をしているな、
母学マインドが育っているな、と思いました。
河村先生は子育ての通知表は思春期(反抗期)
にやってくるとおっしゃいました。
反抗期が穏やかに過ぎれば順調に育っている証だと。
まだ私の子どもたちは幼稚園と未就園児で、先は長いですが、
母学マインドを持ち続け、子育てを全力で楽しんでいれば
きっとよい通知表が待っているとワクワクしました。
これからも母学を学んでいきたいと思いますので、
よろしくお願いします
(Yさん)
遠い地で子育てをするのは、日本で子育てをする以上に
大変なことも多いでしょう
文化も違うでしょうし、
自分の親に簡単に頼るわけにもいかない。
上海には何度も呼んでいただいて
セミナーをさせていただきましたが、
上海のお母さんは本当に真剣です。
熱心さに感心しています。
それとは別に、私たちの親世代(おばあちゃん)と
母学を学んでいる私たち世代とのギャップも
大きいです。
実際、親(実の親や義理の親)からの口出しに
困っているというお母さんからの
ご相談もいただきます。
「子どもが失敗しないように先回りする」
「子どもは失敗を経験して成長する」
この考え方の違いでぶつかってしまいます。
そして、親世代の方々は
・自分たちは経験豊富だから
・自分の子育てが成功したから
という自信から、わが子(私たち親のこと)に
アレコレアドバイスをするわけです。
この方は、とても冷静で、お母様と自分の子育てを
客観的に分析されていますから
素晴らしいと思います。
このメルマガを読んでくださっている中には
「親子の考え方の違い」に苦しんでいらっしゃる
方もいるでしょう。
どうか、親御さんと敵対するのではなく、
冷静に分析して「親世代と自分世代の子育ての違い」を
理解してお付き合いください。
「母学マインド」をもっていれば、
きっと出来るはずです。