「言葉で表現する力」が「説明力」です

【言葉で表現する力が説明力】
今日から学校に行く前のお子さんに
「先生の話を黙ってちゃんと聞きなさいよ」
と注意するのは止めましょう。
・・・と昨日お伝えしましたが
今朝、お子さんにどんな声をかけましたか?
「自分の思っていることを(先生にも友達にも)
しっかり伝えようね〜」
と声かけができたらベストです。
・・・が、
「そんな気の利いたこと言えない(涙)」
ではないでしょうか。
これからの時代は「表現する力」が大切なのに
もしかして、自分(親)に「表現する力」が
足りなかったら、子どもが表現力を身につけるのは
ムズカシイです。
「表現力」は
算数や国語のように学校で習う科目ではないので
学校には期待できません。
「表現力」を習う塾や習い事もなかなかないでしょう。
ピアノやバレエのように
「体を使って表現する」ことはあっても
「言葉で表現する」習い事はほとんどないのです。
ここでは、「言葉で表現する力」を「説明力」と
呼ぶことにします。
子どもがただ
「お腹がすいた」
と言った場合と
「今日は体育の授業が延びて給食の時間が少ししか
なかったので、ほとんど食べられなかったから
お腹がすいて動けないくらいだ。
夕ご飯まであと2時間もあるからとても待ちきれない」
と言った場合、
どちらが真剣味があると思いますか。
これが「説明力」です。
「自分の言葉で相手の心を動かす」のが
説明力なのです。
そして自分(親)に「説明力」が
足りなかったら、子どもが説明力を身につけるのは
ムズカシイです
だからこそ、親子で一緒に「説明力」を
学んで欲しいのです。
まずは親が学ぶ。そうすれば、子どもには自然に
伝わります。
子どもが自分の口癖をそっくりに言っていて
びっくりしたことはありませんか?
教えたわけではないのに、
(そして自分は意識して使っているわけではないのに)
自然と伝わるのが、親子の関係なのです。
だから、お母さんが説明力を学ぶと
子どもにも身につきます。
もし、ご主人と話をしていて、
★「で、結局何が言いたいの?」
★「話が長い」
★「結論から言って、結論から!(イラッ)」
こんな風にご主人から言われたことがあったら
ご自分の「説明力」について
考えてみてください。