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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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イジメ?「バカ」と言われて凹む娘

 

 

 

小学校1年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は小学生となり、

お勉強が始まって

最初は楽しく有意義に過ごしていました。

 

しかし

2学期に入り

家で問題を解いているとき

分からないところがあると

「自分は頭が悪いから」

「私は馬鹿だから」

と言うようになり

自分で自分の頭を叩くようになりました。

 

ある時、同じクラスの数人の友達が

わが子の身体のことをからかい

それがきっかけとなり

算数や漢字の問題を間違えると

「○○(わが子の名前)は馬鹿だ」

と言うようになったそうです。

 

わが子の自己肯定感が下がってしまわないか

とても心配です。

 

親として

どう対応したらよいでしょうか?

 

 

 

自己肯定感が低いと…

 

 

まず

いじめの問題についてお話します。

 

いじめは

自己肯定感の低い人の中で起こることだと

私は思っています。

 

自己肯定感が低いと

心が不安定になります。

 

その心を安定させるために

他の人をいじめるのです。

 

そのときに必ず自分よりも

自己肯定感がもっと低い人を探して

いじめるのです。

 

「あなたはバカだ」と言うと

自分が偉くなったような気がして

気持ちが安定します。

 

いじめられた子は

心が不安定になりますから

また別の自己肯定感の低い子を見つけていじめる…

というように連鎖します。

 

では

わが子がいじめられないためにどうしたらいいか。

 

これは

わが子の自己肯定感をあげるということが

私は一番大事だと思うのです。

 

お友達から「バカ」と言われたときに

「自分はバカだ」

「自分はダメだ」と思ってしまうと

どんどんエスカレートしていくわけです。

 

でも

「それがどうした」と返せたら

今度は相手の方がたじろぐわけです。

 

ですから

わが子の自己肯定感を高くすることが大事なのです

 

 

 

マイナスな言葉以上にプラスの言葉をかける

 

 

次に

お子さんの自己肯定感が下がってしまわないか

ということですが

 

誰しも自分を否定するようなことを

何回も言われれば

誰しも自己肯定感は下がってしまいます。

 

ですから

それに負けないように

親御さんが自己肯定感を上げる言葉を

かけてあげてほしいのです。

 

お子さんが

絵を書いたら「素敵な絵ね」

漢字を書いたら「よく書けたね」

些細なことでいいのです。

「あなたは頑張っているよ」と

プラスの言葉をかけてあげてほしいのです。

 

そのためには

お父さんお母さんの頭の中にある

わが子のイメージをプラスにすることが大事です。

 

もし

「わが子はいじめられて可哀想な子」と

親が思ってしまったら

そのイメージがお子さんにそのまま伝わってしまいます。

 

そうすると

お子さんは

「自分はいじめられる可哀想な子」と思うでしょう。

 

そうではなく

「うちの子は明るくて素直でとってもいい子」

「このまますくすく伸びていく」と

親がイメージを持っていれば

 

お子さんがいじわるな言葉をかけられたとしても

「今日はたまたまそんな言葉がかけられたけどそんなことないのよ」

「お母さんはあなたのこと素晴らしい子だと思っているよ」と

いつでも声をかけてあげられるでしょう。

 

ですから

お子さんが学校でマイナスの言葉をかけられたとしたら

それ以上におうちでプラスの言葉をかけてあげる。

 

そのためには

親の中の子どものイメージをプラスのものにする。

これが大事だと思います。

 

 

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