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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

癇癪で暴力を振るう息子

 

 

小学校1年生の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子は

上手くいかないと

癇癪を起こすだけではなく

椅子を倒したり、叩いてきたりします。

 

姉(小4)とのけんかでは

叩いたり、爪をたてて傷つけたりします。

 

言葉だけだったら見守って

強化の言葉掛けをしたらいいと思いますが

どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

気持ちのコントロールを学んでいます

 

 

小学校1年生、

まだ6~7歳ですので

なかなか自分の気持ちのコントロールが

できないのかなと思います。

 

うまくいかない時に

かんしゃくを起こしたり、

何か物に当たってぶつけたり

 

このこと自体は

悪いことではないと思うのですよね。

 

自分がより良くなりたい

できるようになりたい

という気持ちの表れです。

 

上手な表現方法を知らないからになのです。

 

そのまま見守っていればなくなっていく

と思いますが

 

ただ

叩いたり、爪を立てたりすると

相手にケガをさせる危険があります。

 

もう小学校1年生になっていますので

ルールを作るといいと思います。

 

かんしゃくを起こした時ではない

平和な時に

 

「うまくいかなくてイライラするのは仕方がないけれども

人を叩いたり爪を立てたりするのは

やってはいけないことなんだよ」

 

ということを

話し合ったらいいと思います。

 

本人が本当に納得するかどうか

そこが一番大事です。

 

親が話すとお説教のようになってしまいがちです。

上から目線で

「暴力はいけないんだよ」と

言ってしまうと

 

子どもは

「はい」と言うしかありません。

でも心の中では納得していない

という状況になります。

 

それだと

また同じことを繰り返します。

 

いかにお母さんが

お子さんと対等な関係で話ができるかどうかが

大事です。

 

これを辛抱強く続けてみましょう。

 

 

 

ケンカのルールを作る

 

 

私は子育ての時に

ケンカのルールを作っていました。

 

「物で叩いてはいけないよ」

「武器を使ってはいけないよ」

ということは言っていました。

 

もしやってしまったら

はじめて親が出て、叱る。

それで子どもは「本当にいけないんだ」と

気付くでしょう。

 

お子さんと平和な時に話し合って

最低限のルールは決める。

ルールが守れないときは親が叱る。

これをやってみてください。

 

癇癪を起こす分には見守っていれば

自然になくなっていくものかと思います。

 

 

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