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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

チャレンジしない息子

 

 

 

3歳の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子は赤ちゃんの頃から繊細で、敏感なタイプ。

大人の話もよく理解し

空気が読めてしまう子です。

 

近頃、気になっているのが

簡単な面接や、スポーツクラブでの毎月のテスト

そういった自分自身の力を試されるような場を

どうしても避けようとします。

 

「失敗したくない」といった気持ちが強く

慎重な性格ですが、

プライドの高さなのか。

 

この先もそういったいくつもの場面を避けてしまうと思うと

心配でたまらなくなります。

 

 

 

結果を求めれば、やる気はなくなる

 

 

厳しいことを言います。

 

3歳のお子さんに

簡単な面接、毎月のテストが必要でしょうか?

 

きっとそれをするから

お子さんはチャレンジしなくなるのだと思うのです。

 

子どもというのは

本来やる気があって

何でもやりたいと思うものです。

 

ですが

子どもに結果を求めると

やる気というのはなくなります。

 

結果が出たら喜ぶ。

結果が出なかったら悲しむ。

時には叱る。

このようなことを繰り返していると尚更です。

 

結果が出るものはやるけども

結果が出そうにないものはやらないようになるでしょう。

 

3歳で

このお子さんはそうなってしまっているのではないかなと

私はすごく心配です。

 

 

 

競争を与えない

 

 

では

どのようにサポートしてあげればいいのか。

 

そのような結果が出るようなことを与えない

ということではないかなと思うのです。

 

そして

子どもを褒めるときに結果を褒めない

ということが大事です。

 

「できたから立派だね」

「できたから偉いね」ではなく

 

過程を褒めてあげましょう。

「頑張っているね」

「あなたが頑張って作ったからステキね」

という風に褒めてあげると良いと思うのです。

 

いろいろな習い事はありますが

順位や

お友だちとの優劣の差がはっきり表れるようなものというのは

小さい時期から与えるのは

マイナスの方が大きいと思っています。

 

ただ

ずっと競争してはいけないということではありません。

 

ある時期からは

やはり競争して頑張るというのが

やる気につながってくることもあります。

 

ライバルといった存在も良い影響を与えてくれるでしょう。

 

それは親が与えるものではなく、

子どもが自分で見つけるものですから

 

親がわざわざ競争を与えるということは

この先も出来ればずっとしない方がいいと思います。

 

競争にさらされていると

子どものやる気というのはどんどんなくなっていきます。

 

そこに気をつけて

子育てをしていただきたいと思います。

 

 

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