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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

先生の話が理解できない小2の娘

 

 

 

小学校2年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は保育園のころから

口頭での先生の指示が理解できず、

何度か説明する必要がありました。

 

小学校でも同様で

担任の先生の口頭での指示を聞き逃すこと、

理解できないことがしばしばあります。

 

絵の具の授業で

先生が絵具の片付け方を黒板に書かれたのですが

黒板を読みもせず、

ひたすら筆を水で洗っておりました。

 

このような娘に

どのような対応をすべきでしょうか?

 

 

 

子どもの特性を理解する

 

 

人間というのは

いくつかのタイプがあります。

 

目で見たことがとても重要な「視覚優位」

耳で聞いて理解をする「聴覚優位」

肌感覚やワクワクするといった感覚を優先する「感覚優位」

 

多くの人は「視覚優位」と言われていて

目で見て理解するため、

人から聞いたことは理解しにくいのです。

 

もしかすると

娘さんも聴覚の感覚がちょっと苦手なのかもしれません。

 

もう小学校2年生ですから

そのまま待っていたらいつかはできるというのは

ちょっと難しいような気もします。

 

ですから

お母さんがその特性を理解して

おうちでも指示をする時に

口頭で指示をするだけではなくて

 

絵に書くなど

目に見える形にしてあげたらいいと思います。

 

 

 

今はご家庭でサポートしましょう

 

 

どうしても口頭で指示する場面も出てくると思いますが

それも練習だと思ってください

 

ただ

あまりたくさんのことを言うと覚えられないので

 

「これをして、その次にこれをしようね」と

2つぐらいから始められるといいと思います。

 

例えば

「手を洗って、お箸の用意をしようね」

「ちょっと言ってみて」みたいな感じで

お子さんに同じことを復唱してもらうのです。

 

お子さん自身が復唱することができたら

それは頭の中でイメージができている

理解ができているということです。

こういったことを繰り返されるといいでしょう。

 

大人になれば

自分が苦手なことは分かります。

聞いたことを忘れない努力をするようになります。

 

それまでは

お母さんがご家庭でサポートをしてあげてくださいね。

 

 

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