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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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イギリスと日本 小学校の違い

 

 

 

イギリス在住の4歳の女の子のお母さんからのご質問

 

 

イギリスでは、

4歳になる年の9月から小学校に入学します。

 

初めの1年は

レセプションと言って

日本の幼稚園でやっているようなことをして、

 

次の年、

5歳から本格的に勉強が始まるそうです。

 

小学校では読み書きや足し算などを暗記しているので

足し算の本当の意味を分かっていないようだとの話を聞きます。

 

日本で小学校入学を迎える6歳までは、

地頭を鍛える時期と思って

何も勉強はさせておりませんが、

 

こちらでの教育制度に従って

5歳になったら

地頭を鍛えることから

勉強中心にスイッチしていくべきでしょうか?

 

 

 

「考える力」は家で養う

 

 

地頭というのは、

「考える力」があるということです。

 

その「考える力」というのは

日本でも、イギリスでも、他の国でも、

絶対に必要です。

 

ご相談者がご心配なさっているのは、

足し算や読み書き、

そういった知識を覚える勉強を

あまり早いうちからやると

意味も分からず、丸暗記するのではないかということです。

 

ただ、

もうイギリスに住んでいらして

そこで小学校に入られるわけですから

ある程度もう従うしかないと思うのです。

 

ですから

そういった足し算や読み書きは

学校にお任せしましょう。

 

そして、

「考える力を養う」というところを

家でやっていくのです。

 

 

 

いろんな物の数を数えてみましょう

 

 

そしてもう一つ、

特に算数で大事だと思うのが、

「数を体で覚える」ということです。

 

例えば、

「1+1=2」

これは丸暗記ですから

「1」は何かというのは

実は子どもが分かっていないことがあります。

 

ですから

実物と数字がリンクするように、

日常生活の中で

いろんなものの数を数えてあげてほしいのです。

 

例えば

イチゴを1パック買って、

「この中に何個入っていると思う?」と

数を数えてみましょう。

 

そうすると

1個は少ない、

なんか物足りないなという感覚があるでしょう。

 

10個並べたら結構たくさんある、

10個食べたらお腹いっぱいになって

幸せという感覚があるでしょう。

 

こうやって「体で数を覚える」ということが

本来ならば小学校に入るまでに、

必要なことだと私は思っています。

 

それは

学校で足し算や引き算を学びながら、

それと並行して家でできることです。

 

お母さんは

家でそういったことをやってあげてほしいなと思います。

 

 

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