fbpx

母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

ウチの子イジワルされている⁉︎

 

 

 

小学4年生の女の子のお母さんからのご質問

 

 

長女は最近流行りのHSCであると思われます。

人一倍、敏感な子です。

長女の特徴は、些細なことで自分が攻撃されていると感じることです。

 

同じクラスのお友だちに、ずっと意地悪されていると感じていたようです。

気が強い長女は、そのお友達に対して攻撃してしまいます。

そのお友だちも、

なぜか長女からキツイことをしょっちゅう言われると思っているでしょう。

そのお友だちのお母さんのお話では、

やはり長女のことは「友だちだけど、こわい」と思っているそうです。

 

今後も同じようなトラブルが出てくるような気がします。

「みんなはあなたに意地悪をしている訳では無い」

「人を攻撃してはいけない」

この二つをどうやって教えたら良いでしょうか?

 

 

 

アドバイスではなく「共感してあげる」

 

 

これはお嬢さんの持って生まれた気質なので、

「治す」「変える」というのは、むずかしいと思います。

 

ですが、親はついアドバイスしたくなります。

 

「いやいや、〇ちゃんは攻撃したわけじゃないのよ」

「あなたが攻撃されたと思っただけでしょ」

みたいな感じで言っちゃうと、

 

子どもは

「お母さんは分かってくれない。誰もわたしを分かってくれない」と感じます。

そうすると、

壁を作って誰も入れなくなったり、余計に攻撃をしたりしまうでしょう。

 

「つらかったのね」

「攻撃されたと思ったのね」と、

やはり「共感してあげる」というのが一番大事だと思います。

 

 

 

「9歳の壁」を乗り越えたら

 

 

お嬢さんはもう4年生、

小学校の高学年から中学校入学までの間で、

お嬢さん自身がいろいろと学ばれると思います。

コミュニケーションの方法もそうでしょう。

 

今から「9歳の壁」を乗り越えていくところです。

自分で対処法を覚えてくると思います。

 

例えば、

キツイことを言うとお友だちは離れていってしまうのだということを

だんだんと学んでいくと思います。

 

そうすると、

「自分はどうしたらいいか」と考え、

 

「言い方を変えよう」

「ちょっと言うのを我慢しよう」

ということも出来るようになってきます。

 

もし、ご家庭の中で、

お嬢さんが普通なら攻撃するようなことを我慢したという様子が見えたときに、

「よく我慢したね。お母さんはうれしいよ」ということを

「言葉」「態度」で伝えてあげてほしいのです。

 

そういう風に

自分が対応を変えることで周りが明るくなるのだということを

きっとお嬢さん自身が自分で学んでいかれますよ。

 

 

blog_mailmagazine