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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

完璧主義で癇癪もちの娘

 

 

 

3歳半の女の子のお母さんのお悩み

 

 

うちの子は

完璧主義と呼べるのか分かりませんが、

些細な失敗でものすごい癇癪が起きます。

 

例えば

おにぎりを持った時にほんの少し崩れたら、

泣いてそのあとは一口も食べません。

どんなに励ましても食べません。

 

パズルが少しでもずれたら、

並べた車のおもちゃがずれたら、

同じような感じで泣きわめき、やり直そうとはしません。

 

娘の心に寄り添えず

「おにぎりもう出さないから!」

「そんなに泣くならもうこの遊びしなくて良いよ!」と

心無い言葉を浴びせてしまっています。

 

どう対応するのが

子どもにとってベストなのでしょうか?

 

 

 

感情表現を練習している

 

 

この娘さんはまだ3歳半で幼いです。

感情表現がまだ上手ではないので

癇癪を起こして泣きわめいたりするのでしょう。

 

ですから

「この子をどうこうしよう」とする必要は全くありません

 

癇癪を起こすのも、泣きわめくのも

まだ3歳半だから。

これが大人になってもそのままということはありません。

 

娘さんは自分の感情を持て余して

それをどういうふうに収めるのかいうのを

今、練習している最中なのです。

 

今からそういった練習をたくさん積み重ねる中で

うまくいかないときに自分でどう感情を抑えるか

ということを学んでいます

 

その学んでいる最中に

親が「うるさい」「やめなさい」と言ってしまうと

練習を止めさせることになります。

 

それでは

子どもの成長にはつながりません。

 

私はよく「9歳の壁」とよく言いますが

 

9歳を超えたころから

そういったイライラした気持ちを

自分で表現する方法というのを覚えていきます

 

ですから

泣きわめくということに関しては

卒業していきます。

 

 

 

癇癪を見守る練習をしてみましょう

 

 

ただ

癇癪を起されると、うるさいですので

親にとっては困ることですよね。

 

それについては

お母さん自身のマインドを変えてみませんか?

 

つまり

「子どもが癇癪を起すのをやり過ごす」

というイメージを持つのです。

 

例えば

積み木が崩れて、子どもが泣きわめいたときに

淡々とやり過ごす。

 

これは練習すれば出来るようになると思います。

 

ここで大事なのは

子どもには共感をしてあげることです。

 

「崩れちゃったね」

「残念だったね」

という言葉をかけてあげてください。

 

私も

「頑張りなさいよ」

「今、頑張ったら上手になるからね」と

他人ごとのように見守っていました。

 

癇癪を見守るというのは大変ですが、

やり過ごす練習をされてはいかがでしょうか。

 

 

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