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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

小言ばかりのパパ

 

 

 

3歳と5歳の男の子のお母さんからのご質問

 

 

夫は子どもに

食事のとき

 

「どうしてこぼす」

「早く食べて」

「パパの言うことをどうして聞かない」などと

 

小言続きで食べる気も失せて

楽しい食事が台無しです。

 

子どもはまだ遊んでいるのに

「おもちゃ片付けて」

「早く片付けて」と言ったり、

 

お出かけの時には

「早く服着て」

「早く準備して」

「早くしないからもう行けなくなったよ」と言ったり。

 

子どもは「パパの意地悪」と言います。

いつも子どものやる気と雰囲気を壊します。

 

この子どもに対するイヤな話しかけに

休日は耳から疲れ果てます。

どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

家庭は一番小さな「社会」です

 

 

お父さんも悪気があるわけではないでしょう。

きっとお子さんのことをすごく愛してらっしゃいます。

 

ただお父さんが

おそらく自身のお父さんお母さんに

そういう風に育てられたのではないかなと思うのです。

 

ですから

お父さんに対して

「もうそんなこと言わないで」

「子供が何かイヤがるでしょ」と

注意をしてしまうと、

 

お父さんもカチンとくるので

そこで夫婦喧嘩が始まってしまえば

子どもにはよくない影響があります。

 

考えていただきたいのは、

「家庭は一番小さい社会」なのだということです。

 

この世の中の中にはいろんな人がいるわけです。

 

いい人もいれば、

嫌な人・うるさい人もいます。

 

でもそういうさまざまな人の中で

うまく渡り合いながら

うまく付き合っていくというのが

この世の中なのだと思うのです。

 

「家庭は一番小さい社会」ですから

家庭の中で

お父さんとお母さんの考えが違う、

これはすごくいいことだと思っています。

 

小言ばかりのお父さんに

どう対処したらいいのかと

今お子さんは学んでいると思ってください。

 

つまり

社会を学んでいると思って

見守ってあげてほしいのです。

 

 

 

お父さんと子どもの間を和らげる

 

 

そして

お母さんの役割としては

そういうお父さんと子どもたちの間で、

 

うまくクッションになってあげて

関係を和らげてあげましょう。

 

ですから

お父さんには

「そんなこと言わないで」と注意するのではなく、

 

どうやったら、

お父さんの小言を和らげて

子どもに伝えられるかというのを考えられたらいいでしょう。

 

例えば

「どうしてこぼす」と

お父さんが子どもに言ったら

 

「ママが拭いてあげるわよ」とフォローする。

 

「早く食べて」と言われたら

「早く食べたいのだけど、なかなか手が動かないのよね」と。

 

あんまり茶化すと

お父さんも怒ってしまうと思うので、

 

茶化さない程度に

でもクスッと笑えるような合いの手を入れるといいでしょう。

 

その合いの手を磨くことが

お母さんの出来ることだと思います。

ぜひ試してみてください。

 

 

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