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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

口ごたえばかりする娘

 

 

 

年長の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘が

急に口答えばかりするようになりました。

 

一つずつ諭していますが

負けそうです。

 

どうすればいいでしょうか?

 

 

 

子どもは3年ごとに成長する

 

 

「昨年まですごく素直でお利口だった子が

今年になって急に生意気になって口答えをするようになった」

 

そう思うと

「子どもが悪くなっちゃった」

「昨年のように素直ないい子に戻したい」

と親は思ってしまいます。

 

口答えするようになったのを悪いことだと捉えると

お母さんもイライラしてしまいますが

 

それを「成長の過程」と思えれば

少しはイライラが治まるでしょう。

 

子どもは3年ごとに成長していきます。

坂道を登るように滑らかに上がっていくのではなくて

3年ごとに「よいしょ」と階段を上がります。

 

実は親もその子どもの成長に合わせて

子育てを変えていかなければいけないのです。

 

今お嬢さんは

3年区切りの階段を上に上がろうとしていらっしゃると思ってください。

成長をしたのです。

 

 

 

お母さんも子育ての階段を上がりましょう

 

 

親としては口答えをされると困ります。

素直に聞いてくれた方が楽です。

 

でも口答えは本当に悪いことなのでしょうか。

 

親に言われたことを「はい」と聞いてその通りにする。

これはすごく受け身な状態です。

 

そのまま成長して大人になれば

受け身の人間になってしまいます。

 

「自分で考えて自分でアプローチする」

「失敗したらどこがいけなかったか考えてもう1回トライしてみる」

という前向きな力、

生きる力とも言いますが

それがやっぱり必要になってきます。

 

ですから

今この年長の段階で

その「生きる力」が出てきたと考えてください。

 

今まではお母さんが絶対的な存在で

お母さんの言われるままに従っていたのが

 

「お母さんの言われるままはイヤだ」

「自分の意見で自分のやり方でやってみたい」

という気持ちが芽生えたわけです。

 

ですからこれはすごく良いことです。

子どもの成長として喜んであげて欲しいのです。

 

子どもの言うことですから

うまくいかないこともあるでしょう。

 

ですが失敗も含めて勉強ですから

失敗すると分かっていたとしても

できるだけやらせてあげましょう。

 

子どものやりたいようにさせてあげましょう

 

失敗をしても

「お母さんの言う通りにしないからでしょ」と攻めるのではなく

 

「次どうしたらいいか考えてみよう」

「次やったらきっとうまくいくよ」

と励ましてあげてほしいのです。

 

失敗から、もう一回トライしてみる経験が

大人になった時に生かされてきます。

 

そう思って

お母さん自身が自分も子育ての階段を一つ上がりましょう

 

「お子さんをなるべく認める」

ここを気を付けていただきたいと思います。

 

 

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