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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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「ママのせい!!」と怒る娘

 

 

 

年中の女の子のお母さんのお悩み

 

 

先日、私が床に水の入ったコップを置いたままにしていたことがあり、

5歳の子どもがコップに気付かず蹴ってしまって

水をこぼしてしまいました。

 

すると「お母さんのせいだ!」と言ってきました。

このように自分の身を守る為に人のせいにする事が多々あります。

 

たしかに置きっ放しにしていたのは良くなかったのですが、

「どうすれば良かったかな?」と

考えられるようになって欲しいのです。

 

どのように対応していけば良いでしょうか?

 

 

 

怒られることを避けたい

 

 

大人の場合は

「こんな所に置いたのは誰?」と思うけど

その後で

「こぼしちゃったから、拭きましょう」と

前向きな考え方にチェンジをしていきます。

 

お子さんの場合は

こぼしてしまった罪悪感がすごく大きくて

それを「お母さんのせいだ」と転嫁してしまうのでしょう。

 

お水をこぼす以外にも、物をこわしてしまったなど、

子育ての中ではいろんなことが起きます。

その時に大人は子どもに対して

とっさに「コラ!」「どうして!」と

攻める言い方をしてしまうものです。

 

これが子どもにはすごくショックなわけで

それを避けたいがために

先手必勝で「お母さんのせい」と言っているのだと思います。

 

だから

ある意味、健全な反応ではないでしょうか。

 

 

 

「大したことではないよ」

 

 

水をこぼしたことは

仕方がないことです。

 

「あら、こぼれちゃったね」

「いっしょに拭きましょう」

みたいに普通のこととして扱ってあげましょう。

 

決して怒らず

「大したことじゃないんだよ」という対応を

積み重ねてあげましょう。

 

そうすると

子どもはこぼしたり壊したりしても

「怒られることではないんだ」と認識するようになり、

人のせいにするというのはなくなるのではないかと思います。

 

 

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