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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

身内なのに教育方針が合わない

 

 

 

4歳の女の子のお母さんからのご質問

 

 

妹には5歳と2歳の女の子がいます。

 

私と妹では、教育方針が真逆です。

私は、生産の遊びを重要視しています。

 

妹は、消費の遊びばかりします。 

テレビは付けっ放し。

スマホは使いたい放題。

お菓子は食べ放題。

 

度が過ぎている気がするので、

一緒に過ごすことに抵抗があります。

 

娘もかなり影響を受けてしまうようで、

消費の遊びばかりしたがるようになります。

 

毎回元に戻るまでに1ヶ月くらいかかります。

 

妹は実家の近くに住んでいるので、

帰省すると毎回会うことになります。

私の両親は、私が神経質だと言います。

 

教育方針が合わない人とは付き合わないほうがいいと言いますが、

それが身内だった場合はどうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

自分の子どもは自分の教育方針で育てる

 

 

生産の遊びは、頭・手・からだを使う遊びです。

積み木・塗り絵・折り紙がそうです。

 

一方、消費の遊びは、

お金・電気・電池など、人の力を使う遊びです。

テレビやスマホのゲームのように、

スイッチを入れたら、楽しい音楽や映像が流れてくる。

これが消費の遊びです。

 

たとえ、妹さんだったとしても、

やはり妹さんには妹さんのお考えがあって、

子育てをされているわけですから、

 

「あなたの子育ては間違っているわよ」と指摘して、

姉妹の仲が悪くなってはいけません。

 

「ひとはひと、うちはうち」ということで

自分の子どもは自分の教育方針で育てるというところに

注意をされたらいいと思います。

 

 

 

「うちはうち」と貫く

 

 

ただ子どもはすごいです。

ちゃんと使い分けることができるのです。

 

つまり、

妹さんの家、おばちゃん家はおばちゃん家と、

ちゃんと使い分けることができますので、

そんなに心配することはないと思います。

 

大事なのは、

お子さんが自分の家で、

「テレビが見たい」と言ったときに、

親が揺れないことです。

 

「うちではテレビは見ないのよ」というように

親がブレないというのが大事なのです。

 

例えば、

「なんでおばちゃん家ではいいのに、うちではダメなの?」

みたいに子どもが攻めてきたときに、

親が揺らいでしまったら、

 

子どもは

「もうちょっと押せば、お母さんテレビを見せてくれるな」と思い、

どんどん攻撃がすごくなります。

 

ですから、

親がブレずに、

「ひとはひと、うちはうち」というのを貫きましょう。

 

子どもは使い分けがちゃんとできるようになります。

 

 

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