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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

子どもの苦手分野の伸ばし方

 

 

 

年中の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は積み木やブロック系はあまりしないのですが

お絵かき・塗り絵・折り紙などは好きで

ひたすらやり続けます。

 

苦手な分野にはどのように関わり

得意な分野はどのように伸ばしていけば良いですか?

 

 

 

得意なことをとことん伸ばす

 

 

親としては子どもに

積み木もやってほしい、ブロックも、お絵かきも、折り紙も・・・

満遍なく、やってほしいとやっぱり思います。

 

でも

一人の人間が何もかもできるというのは

むずかしいような気がするのです。

 

大人でも

お料理は得意だけどお掃除はちょっと苦手という方も

いらっしゃいます。

 

「苦手な部分にどう関わるか」とご質問頂いていますが

 

その苦手なところを補うよりも

得意なところをとことん伸ばしてあげたほうが

その子をトータルで考えた時に能力は伸びる

と私は思います。

 

1日は24時間と限られています。

それを苦手なところを埋めるために費やしてしまうと

得意なところを伸ばす時間がなくなってしまいます。

 

また一人の子のエネルギーというのは限られています。

苦手なことを克服するためにエネルギーを使い果たしてしまうと

得意なことを伸ばすための力が残ってないということになります。

 

そう考えると得意なことがあるわけですから

そこをとことん伸ばしてあげればいいと思います。

 

その上で

「積み木もやってほしい」と思われるのであれば

積み木でお部屋を作って

そこに折り紙やお絵描きのお人形さんで遊ぶなど

好きなことに積み木・ブロックを取り入れると良いでしょう。

 

お母さんが少しお子さんにアドバイスしてあげてください。

 

 

 

「生産」を意識する

 

 

ただ

気をつけなければいけないことが一つあって

「生産か」「消費か」で分けるということです。

 

手を使う、頭を使う、体を使う

これが生産です。

積み木・折り紙・ぬりえが生産のおもちゃです。

 

電池の力、電気の力、他人の力、お金を使う

こういう自分の体ではなくて

何か他のものに頼るというのが消費です。

 

電池や電気で動くおもちゃ、ゲーム、テレビが

消費のおもちゃです。

自分の頭や身体を使わなくても

情報や楽しい音楽がどんどん入ってきます。

 

ですから

子どもが行動することを

「生産か」「消費か」で分けて考えるようにしましょう。

 

生産の遊びや生産の行動をなるべく増やしてあげるように

日ごろから意識してみましょう。

 

 

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