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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

オドオドする息子にイライラ

 

 

 

小学校2年生の男の子さんのお母さんからのご相談

 

 

息子は

いろいろな事が気になるタイプです。

 

例えば

スイミングのコーチがいつもと違ったら

嫌がったり

 

大きな傘をさしていたら

4年生の女の子に「邪魔」と言われたからと

土砂降りなのに折りたたみ傘で行こうとしたり

 

出かける前のテンションがとても低くなるのを

なんとか楽しく「行ってきます」と

言ってほしいなと思います。

 

どう声をかけていけばいいでしょうか。

 

 

 

良いイメージが言葉を変える

 

 

私は

子育てで一番大事なのはお母さんのイメージ

だと思っています。

 

親って

わが子について「うちの子はこういう子」

というイメージを持っているものです。

 

例えば

このお母さんであれば

「わが子は周りのことをすごく気にしてしまう子」

というイメージをお持ちであって

 

それでこのまま大人になっても

周りのことばっかり気にして自分のやりたいようにできないのではないか

と不安に思っていらっしゃるでしょう。

 

親がそういうイメージを持っていると

子どもとの会話においても

そのイメージが出てしまいます。

 

「そんなに周りのことを気にしなくていいよ」

「自分のやりたいようにやりなさい」と

親は良かれと思ってアドバイスをするのですが

 

子どもはその言葉を聞いて

「自分は周りのことばかり気にしてやりたいことができない」

とマイナスに捉えてしまうものです。

 

恐ろしいことに

親の言葉というのを子どもはそのままを受け取って

 

自分はどういう人間であるというセルフイメージを

無意識のところに入れてしまいます。

 

そのセルフイメージというのは

大人になってもそのまま持ち続けてしまうことが多いのです。

 

ですから

お母さんのイメージは大切です。

 

例えば

4年生のお姉ちゃんに「邪魔」と言われたから

土砂降りの中を折りたたみ傘で行ったけれども

この先は自分のやりたいようにできる子どもになるから大丈夫と

イメージするのです。

 

そうすると

子どもにかける言葉が変わってきます

 

「それでもいいのよ」という言葉であると思うのです。

 

結果として子どもがびしょ濡れになったとしても

それが経験だと思うのです。

子どもが考えてしたことです。

 

そこを認めてあげてほしいなと思います。

 

 

 

目の前の子どもがそのまま大人にはならない

 

 

そして

子どもはこのままずっと同じではないのです。

 

9歳の壁」と言って

9歳を超えた頃から

考え方が大きく変わります

 

それまで

引っ込み思案だった子が積極的になったり、

にぎやかだった子が急に大人らしくなったり

大きな成長を迎えます。

 

ですから

今のままの子どもがそのまま大人になるわけではない

 

これを頭の中に入れておいてほしいなと思います。

 

 

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