fbpx

母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

大人に横柄な息子

 

 

 

年長の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子の大人に対する言動が気になります。

 

皆が可愛がってくれるので

たまにいい気になって

大柄な態度や言葉をとる事があります。

 

その大柄な態度や言動を見て

周りの大人が笑ったりすると

またそれが嬉しい様にも見えます。

 

私はその度に

「あなたが△△と言うのはおかしいでしょ」

「○○と言うべきだよね」

と冷静に正すようにはしているのですが、

 

その対応が間違っていないか、

また効果的な対応方法があれば

ぜひ教えていただきたいです。

 

 

 

9歳を超えれば自然と治ります

 

 

そのままでいいと思います。

 

「そういう言い方おかしいでしょう」

「こういうふうに言いなさい」と

お子さんに言うのは悪いことではありませんが、

5歳のお子さんにはそれは通じません。

 

もう4~5年経っていわゆる「9歳の壁」

そこを超えると

お子さん自身の脳が変わってきます。

 

9歳を超えると周りが見えるようになってきます。

相手と自分の関係が分かるようになります。

 

相手は大人で

自分は子どもだからこんなことを言ってはいけないと

見えるようになるので

自然に治っていきます。

 

ですから

そんなに心配をすることはありません。

 

 

 

正論ばかりでは反発するでしょう

 

 

だからといって

親としてそのまま見過ごすというのも

ちょっとむずかしいですよね。

 

このお母さんがされているように

「そういうのはおかしいでしょう」

「こういうふうに言おうね」

これは正しいです。

 

ただ人間って正論を投げつけられると反発します。

子どもも大人もそうです。

反省なんてしません。

 

ですから正論を投げるよりも

チクッと刺すぐらいで十分ではないかなと思います。

「大人に向かってその言い方はお母さんいけないと思うよ」

ぐらいの一言で十分だと思います。

 

それで

「なんかいけないことを言ったんだな」というのは

お子さんも分かります。

 

それを何度も積み重ねて

9歳を超えていくと

「大人に対してそういう言い方をしてはいけない」というのが

自然に分かるようになってくると思います。

 

 

blog_mailmagazine