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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

お父さんが爆発するのは子どもに影響する?

 

 

 

年中の女の子のお母さんからのご質問

 

 

夫は仕事がハードで、

帰宅してもストレスフルです。

 

家事は茶碗洗い・洗濯干しを

自分の担当としてやってくれているのですが、

 

ときどき私や子どもに対して、

爆発して怒るときがあります。

 

娘は夫が怒り始めると

眉間にしわを寄せて、とても怖がります。

 

「夫婦喧嘩は子どもの前でしないで」と言っても

聞き入れてくれません。

 

こんな時、

私が折れてひとまず場を収めた方が良いのか、

どうしたら良いでしょうか?

 

 

 

夫婦ゲンカには「のれんに腕押し」

 

 

「よく過去と他人は変えられない」

「変えられるのは自分と未来」という風に言います。

 

ご主人も他人ですから、

変えることはできないと思います。

 

いくらご主人に

「怒らないで」

「子どもの前ではケンカしないで」と言っても、

変わらないと思った方がいいでしょう。

 

ただ、自分の受け止め方は変えることができます。

 

うちの主人はそんなに怒ることはないのですが、

イヤなことが起きたとき、

風当たりが強いときは、

「のれんに腕押し」というのをイメージしています。

 

「のれん」は風が吹いたとき、抵抗せず、

ひらひらと風を逃します。

あのイメージをしています。

 

例えば「なにするんだ」と強く言われたとき、

 

「カチン」となるのは

受け止めようとするからです。

 

そうではなく、

「そうですね」と受け流すのです。

 

またケンカになると、

カーっとなって、声が大きく、早口になります。

 

そうすると受け止める方も

それに対抗すように声が大きく、早口になるのです。

 

相手が敵意を持って、早口で言ってきたなと思ったら、

あえて「そうなのね~」とゆっくり答えましょう。

 

相手の怒っている気持ちが

シューとガス抜きみたいに絞んでいきます。

 

夫婦喧嘩はすごくエネルギーがいると思います。

なるべく、そのエネルギーは使いたくないものです。

 

 

 

お父さんは良いイメージのまま

 

 

また、お子さんにとって

お父さんのイメージをマイナスにするのは良くありません。

 

「お父さんは外でお仕事をすごくがんばっていらっしゃるから、

イライラしてしまうのは仕方がないのよ」

「本当は良い人なのよ」と

お嬢さんにはフォローしてあげてほしいと思います。

 

ただ「自分が折れて、ひとまず場をおさめる」のは、

納得いかないでしょう。

 

「ひとまず場をおさめる」というよりも

「風を逃す」というイメージを持ってみるのがポイントです。

 

「私が夫のイライラをガス抜きしてあげましょう」

という気持ちになれると一番いいと思います。

 

 

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