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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

パパの人種差別発言

 

 

 

4歳2歳のお子さんのお母さんのお悩み

 

 

主人の人種差別発言に対する子どもへの影響について

悩んでいます。

 

主人は、よく

「○○っていうのは悪い国だ」

「〇○人は、考えずに行動するから危ない」など、

決めつけた言い方で子どもに話をします。

 

子どもには将来、国際人として活躍して欲しいと願っています。

偏見や先入観を持たず、

どの国が良いか悪いかは

子ども自身が自ら学んで判断していくべきだと思っています。

 

主人の人種差別発言は子どもにどのように影響するか心配です。

 

 

 

お母さんの考えも伝える

 

 

ご主人が種差別的な発言をされることは

ご主人のお考えがあってのことなので

「止めてちょうだい」と

もしご本人に言われたとしても

なかなか上手くはいかないのではないかなという気はします。

 

「良いか悪いかは子どもが自ら判断する」

私はこれが一番大事だと思うのです。

 

「お父さんにはお父さんの考えがあるのよ」と

子ども達には言ってもらえばいいし

大事なのはお母さんの考えです。

 

例えば

人種が違うことについてどう思っているか

自分とは考え方の違う人についてどう思っているのか

こういうことをお子さんに伝えられたらいいと思います。

 

つまり

「偏見を持ってはいけないよ」

「先入観を持つというのはよくないんだよ」ということを

お子さんに伝えられたらいいと思うのです。

 

子育てをする時にもちろん夫婦ですから

2人で助け合って子育てをするというのは当然だとは思うのですが

でも実際のところ子育てをメインにするのは

やはりお母さんというご家庭が多いのではないかと思います。

 

つまり子どもへの影響力というのも

お父さんよりもお母さんの方の影響力の方が

大きいのではないかなと思います。

 

ですから

お母さんがしっかりとした考えを持って

「人種差別はいけないんだ」と思えばそれを実践することが大事です。

 

 

 

選ぶのは子ども

 

 

あとはお子さんが自分で選ぶだけです。

 

お父さんはこういう考え。

お母さんはこういう考え。

自分はこっちがいいと思っている。

 

このようにお子さんが選ぶことだと思います。

 

これはご主人だけではなくて

学校の先生、おじいちゃん、おばあちゃんと

いろいろな大人の考え方から

「自分はこの考え方にしよう」というのを選んでいきますので

色んな考えが世の中にあるのだと気づくことが

大事なのではないかなと思います。

 

 

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