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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

下の子を伸ばす方法

 

 

 

6歳の男の子、3歳の女の子のお母さんのお悩み

 

 

年下の娘の育て方で悩んでいます。

 

息子は好奇心旺盛なので

息子の好奇心を中心にしてしまいます。

 

娘は息子(兄)が大好きで

いつでも真似をしたがりますし、

同じ環境で一緒に学んでくれればという思いもあります。

 

兄の真似をして遊ぶ中で覚えることも多いと思いますが

自分で興味を持ったり、熱中できることも見つけてほしいと思います。

 

そのためには

どのような環境を与えてあげるべきでしょうか?

兄弟の子育てのポイント、注意点を教えて下さい。

 

 

 

第一子の子育てとの違い

 

 

第一子の子育てというのは

分からないことだらけで

どうしても神経質になってしまったという方が多いでしょう。

 

私自身もそうでしたが、

子どもに目を配って、気を配って子育てをしました。

 

でも

二人目になると

そういうことが言っていられないわけです。

 

二人目にも目をかけるのだけど

その時には上の子が騒いだり泣いたりして

下の子だけを見ることはできません。

 

このお母さんも

上のお子さんが生まれたときには

好奇心が旺盛だからそこを伸ばしてあげようと

子育てをしていらしたのだと思います。

妹さんが生まれて同じように目はかけたいけど

子どもが二人となると

それは難しくなってしまったのでしょう。

 

そうすると

妹さんの方に

好奇心が芽生えないのではないかというのが

心配だと思うのですけども

 

上の子のときには

子どもに何かを教えたり、お手本になったりというのは

お母さんだけです。

 

お母さんがすべてを教えるという形です。

 

二人目になると

お母さんが教えることというのは

上の子もいますので

半分ぐらいになってしまうと思うのです。

 

それは仕方がないことです。

 

 

 

下の子の方が学ぶことが多い

 

 

でも下の子には生まれた時から

上の子という先生がいるわけです。

 

お兄ちゃんの真似をしたり

お兄ちゃんが何か失敗するのを見たり

そこでたくさんのことを学んでいます。

 

つまり

親が教えることは半分になったとしても

お兄ちゃんがそれ以上のものを教えてくれます。

 

トータルとして

下のお子さんが学ぶことって

上のお子さんより多いのではないかなと

私は思います。

 

ですから

あまり気にせず

今のままでいいと思います。

 

お兄ちゃんの好奇心を伸ばすということが

妹さんの好奇心を伸ばすということにも繋がっていきます。

 

妹さんに特別に何をしなきゃいけないということは

そんなにないのではないかなと思います。

 

ただ

お母さんの愛情というのは

お兄ちゃんであろうと妹であろうと

たくさん欲しいという気持ちはそれぞれにあります。

 

お母さんの愛情を分け与えるというのは

平等にしてあげるといいかなと思います。

 

 

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