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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

叩き合いの兄弟ゲンカはダメ?

 

 

 

4年生の女の子と1年生の男の子の兄弟のお母さんのお悩み

 

 

小さなことで

叩いたり蹴ったりのケンカとなることが

日常茶飯事です。

 

原因は

子育てがわからない私が

手を挙げてしまっていたからに

他なりません。

 

今後

具体的に子どもたちが

手を挙げるケンカを始めたら

どのように関わっていけば

解決していくでしょうか。

 

 

 

ケンカはコミュニケーションの練習

 

 

このお母さんは

自分が手を挙げたから

子どもがケンカをすると

思っていらっしゃるそうですが

 

私は私の子どもたちに

手を上げたことはないのですが

ケンカはものすごくしましたから

 

お母さんのせいということは

ないと思います。

 

 

それから

ケンカをすることはちっとも悪いことではなくて

コミュニケーションの練習だと思っています。

 

おそらく

4年生のお姉ちゃんも1年生の男の子も

学校でお友達と手を挙げるようなケンカは

しないと思うのですよね。

 

やはり兄妹だから

ケンカができるというのはあると思うのです。

 

ケンカをして叩きあったりすることで

「叩かれたらこれぐらい痛いんだ」

ということが学べるわけです。

 

ケンカを繰り返して

上手なケンカの仕方を身につけていくと思います。

 

ケンカを「やめなさい」と

もし止めるとしたら

 

ケンカを上手に収める方法を学ぶことを

親が奪ってしまうということになりますので

 

ケンカは見守ってあげたらいいと思います。

 

 

 

ケンカのルールを決めて守る

 

 

そして

ケンカがひどくなれば

ケガをする恐れがありますので

ルールを決めておくことも大事です。

 

グーで叩くのはいけない。

物を使ってはいけない。

武器を使ってはいけない。

わが家ではこういうルールを作っていました。

 

もしルールを守れなかったら

親が出て

「ケンカすることはいいけど

武器で叩くのがいけないんだよ」と

叱ってあげたらいいと思います。

 

そういうふうに

ルールを守れなかったときに

お母さんがひどく叱ったとなると

「これは本当にいけないことなんだ」と

子どもは学びます。

 

ですから

ケンカはまずコミュニケーションの練習であると思って

温かく見守る。

 

そして

喧嘩のルールを作ってそれを守る。

 

守れないときには

親が出て行って叱る。

 

これでいいのではないかなと思います。

 

 

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