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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

テレビはいつから見せる?

 

 

 

テレビについてのお悩み

 

 

私が考えるに、

テレビには英語の耳を鍛える意味で見せたいものもあるし、

足を運べないけれど、見せたい世界やニュースがあります。

 

フルタイムで働きながら、

テレビではなく本物を見せに連れ出すのはなかなか大変だからです。

 

新聞もいいけれど、

耳や視覚で得る感覚や視覚はとても大切だと思うのです。

 

先生はお子様に

世間のニュースをどのように関心を持つようにしていらっしゃいましたか?

 

 

 

いつから見せるかを考える

 

 

年齢によって

テレビの役割は変わってくると思うのです。

 

0歳の赤ちゃん

10歳の子ども

20歳になった大人

 

それぞれにテレビから受ける影響はちがうはずです。

 

ですから

「テレビはいけません」と言うつもりもないですし

「テレビをどんどん見せましょう」と言うつもりもないのです。

 

お子さんの年齢に合わせて

テレビと上手につき合っていくというスタンスが

大事だと思います。

 

ご相談内容にあるように

「英語の耳を鍛える」という目的であれば

0歳の赤ちゃんにテレビを見せる必要はないと思います。

 

ですが10歳の小学生には

「世界でこういうことが起こっているよ」と見せてあげるのは

大変良いことです。

 

「何歳からいいですよ」

「何歳からこの番組がいいですよ」

と私が決めることはできません。

 

それは親御さんの考えだと思うのです。

 

ただ

子どもの脳は大人よりもキャパが少ないということを

気を付けておかなければいけません。

 

今の時代、情報があふれています。

既に一人の人間が処理できる量を超えてしまっていると思うのです。

子どもに大人と情報を与えると

混乱してしまうでしょう。

 

そして

子どもはまだ経験が少ないですから

テレビに映し出されている内容を

正しく解釈しきれないこともあります。

 

例えば

遠いところで災害が起こったニュースを見たときに

自分のすぐ側で起きたことのように錯覚し

ひどく恐怖を感じてしまうものです。

 

いきなりショッキングな映像が出てきてしまった場合

子どもの心に傷がついてしまうことも考えられます。

 

そういう意味で

私は新聞をオススメしています。

 

新聞は映像に比べて情報量がすごく少ないです。

ショッキングな映像よりも写真である方が

まだ想像の余地が大きいでしょう。

 

 

 

小学校に入った頃から

 

 

このように考えて

お子さんにテレビを見せるか、見せないかを

決めたらいいと思います。

 

つまり

赤ちゃんであれば見せる必要はなく、

幼稚園まではなるべく見せない方がいいと思います。

 

小学校に入った頃からは社会を知るということが

だんだん必要になってきます。

 

まずは親御さんがテレビを見て

そこで仕入れた情報を子どもと一緒にディスカッションしていく。

 

そして「この映像を見せてもいいな」と思われたら

少し見せてあげるというふうに

少しずつ慣らしていくのが大事かなと思います。

 

 

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