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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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子どもが嘘をついた!

 

 

 

中学校1年生の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子は学校では代表に選ばれるなど、

表面的には「いい子」かもしれません。

 

しかし最近、嘘をつかれることが何度かあり、

「親のせいか…」と私自身落ち込んでいます。

 

顔を真っ直ぐに見て

「本当だよ。嘘ついてないよ。」と嘘をつかれました。

 

先生は、「この歳の子どもは見守るだけ」と言われますが、

今からでも何か親から働きかけられることはありますか?

 

 

 

お母さんに怒られたくないから噓をつく

 

 

子どもに嘘をつかれると

親としてショックです。

 

では

嘘をついたことのない人が

この世の中にいるでしょうか?

 

嘘というのは3通りあります。

 

・人を陥れるための嘘

・自分を守るための嘘

・自分を大きく見せるための嘘

 

この中で子どもに多いのが

「自分を守るための嘘」です。

 

例えば

学校の提出物を出していないのに「出したよ」

まだ宿題をやっていないのに「宿題やった」

「明日の準備できた?」と言ったら「できたよ」

このような嘘をつくことです。

 

これはなぜかというと

簡単に言えば、お母さんに怒られるからです。

 

「宿題まだやってない」

「学校のプリント出してない」と正直に言った時に

 

「どうして出してないの!」

「ダメじゃない!」と

お母さんに怒られると思うと

誰だってイヤですから嘘をつきます。

 

この自分の身を守るための嘘というのは

私はいけないことではないと思います。

 

ですから

もしお子さんが「嘘をついた」と思ったら

まずは

悪意のある嘘か、自分の身を守るための嘘か

ここを見抜いてあげてほしいなと思います。

 

 

 

子どもが嘘をつかなくていい環境か?

 

 

それと同時に

今までのそういう同じような状況になった時

自分の態度がどうだったか

どういうふうに子どもに接してきたか

というのを考えていただきたいなと思います。

 

その時に

・怒った

・叱った

・罰を与えた

そういったことが、もしあったとしたら

子どもは避けるようになります。

 

「嘘を付くことは良くない」と諭すことも

正しいですけども

正論だけで責め立てられた方は

すごく苦しいのです。

 

子どもにとってあんまり幸せなことではありません。

子どもが嘘をつかなくていい環境を整えてあげる。

これも大事です。

 

例えば

「宿題やってない」と子どもが言えば

「一緒にやろう」と一緒に考えてあげたり

「忘れていたのかな」と笑い飛ばしたりと

いろいろ方法はあります。

 

正しくきちんとさせるということだけが

正しい子育てではないのではないかなと思います。

 

 

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