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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

「わからないから教えて」と言われて、教える?教えない?

 

 

 

年中の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は最近

パズルや間違い探しなどが好きで、やっています。

 

簡単なものは次々とやるのですが

1回考えてわからないとすぐに

「わからないから教えて」と言ってきます。

 

もう少し考えたり、手を動かしたりすればわかるのに…

と思うのですが

 

私が教えてくれないと分かると

すぐに諦めてやめてしまいます。

 

どのような対応や声かけをすればいいのでしょうか?

 

 

 

「わからない」と言われても責めない

 

 

電池や電気を使って動くおもちゃで遊ぶ、

これを「消費の遊び」と私は言っています。

 

それに対して、

パズル・間違い探しは

自分の頭で考えて遊ぶので

「生産の遊び」だと言っています。

 

「生産の遊び」は

子どもに考える力をつけるために

非常に良い遊びです。

 

ただ

そのような「生産の遊び」は考える分、

 

子どもはまだ経験が少ないので

大人が簡単に思えても

本当に分からないときもあるでしょう。

 

そのときに

親が怒ったり、ため息をついたりしてしまうと

子どもは「自分はできない人間だ」と感じてしまいます。

 

ですから

子どもが「わからない」と言ったら

 

「わからないのね」

「残念ね」

共感してあげるだけで十分です

 

私も

わが子が幼いとき

「わからない」と助けを求めてきても

教えることはしませんでした。

「ママ、分からない」と答えるようにしていました。

 

それは

しっかり考えてほしいという思いがあったからです。

 

 

 

時間を置いてリベンジを

 

 

そうすると

子どもは癇癪を起こしたり諦めたりするでしょう。

 

たとえ

諦めたからと言っても考えなくなる

というわけではないと思うのです。

 

その悔しい思いと同時に

「わかりたい」という気持ちはあるのです。

 

ですから

それはそのまま置いておきましょう。

 

次の日、1週間後、1か月後、1年後に

「もう一回やってみようか」と

リベンジする機会を与えてみてあげてください

 

すると

すんなり解けたり

ちょっと考えたらできたりと

きっと成長していると思うのです。

 

その時には

「できるようになったね」と

思い切り褒めてあげましょう

 

そうすると

「前はできなかったけど、今はできた」と

子ども自身が自分の成長を、自分で確認することができます

 

それは

「考えれば出来るのだ」とい自信につながります

 

つまり

親が手取り足取り教えるというのは

子どもにとってはその場では問題が解けるから嬉しいでしょうが

 

長い目で見たときには

成長につながらないということなのです。

 

 

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