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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

勉強しないどころか、ワザと親を怒らせる小6娘

 

 

 

小学校6年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

地蔵になろうにも

わざと怒らせるようなことをしてきます。

 

(「地蔵になる」というのは

お子さんが何かイライラさせるようなことをした時に

自分の感情をなくして

お地蔵様のようにやり過ごしましょうということ)

 

「私のことを見て」というサインなのでしょうか。

イライラしてしまいます。

 

毎日の習慣として「さあ勉強するぞ」と言って

その前にトイレに行き30分ほど過ごします。

1日に何回も決まって

勉強すると決めた後に行くので

現実逃避しに行っているように感じます。

 

トイレが終わってもなかなか始められず、

「近くにきて」と言うので行くと

「あっち行って」となり

しまいにはこちらがその場を離れる。

しばらくして行くとボーっとしていたり本を読んでいたり

明日が大切なテスト前でもマイペースです。

 

 

 

子どもの葛藤に共感してあげる

 

 

小学校6年生のお嬢さんですから

思春期に足を一歩踏み入れている状態なのですね。

 

このお嬢さんも

自分が勉強しなきゃいけないことは分かっている

分かっているけどめんどくさい。

やりたくないという気持ちがあって

その葛藤がトイレに行って現実逃避したり、

「お母さんこっちきて」「あっち行って」と

お母さんとの関わりで現実逃避をしているのかなと思います。

 

こうやったらすぐに勉強を始める

みたいな魔法の方法はやっぱりないと思うのですね。

 

ただ

なかなか勉強を始めないというところを

 

「早くしなさい」

「何で出来ないの」と

お母さんが叱咤激励をしてしまうと

 

子どもは

「あっお母さんに突き放された」と

すごく寂しい気持ちになります。

 

そうするとますます勉強はイヤになってくるので

共感してあげることが大事です

 

 

 

なぜ勉強するのかを話し合ってみましょう

 

 

それからもう一つ大事なのが

親子で平和な時に話し合うということです。

 

「なぜ勉強しなきゃいけないのか」

そういうことを親子で平和な時に話し合って

お嬢さんが自分で

「勉強した方がいい」と納得したら

きっと自分からやり始められると思うのですね。

 

今は

勉強する価値と

今、目の前にある勉強が

うまく繋がっていないのではないかなと思うのです。

だからそこを繋げてあげてほしいのです。

 

親が

命令をしたり、無理にやらしても

やっぱりうまくいきません。

 

そして

「いつ始めるかな」

「もう教科書出したのね」と

励ます言葉をかけ続けてあげてほしいなと思います。

 

 

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