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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

ズボラな息子

 

 

 

中学校2年生の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子は

時間の管理、物の管理が出来ません。

落とし物、忘れ物もとても多いです。

 

メモを取るようにさせましたが

服を前後ろに着たり

ボタンをかけ間違えたりもしょっちゅうです。

 

部屋の片付けもできませんし

時計も気にしません。

 

出したら出しっぱなし

使ったら置きっぱなし

 

口を酸っぱくして注意し

最近は電気くらいは消すようになりましたが

 

根気よく言い続けるしかないのでしょうか?

 

 

 

「困った子」というイメージを変える

 

 

おそらく息子さんは困っていません。

だから反省もしないのでしょう。

 

でも

お母さんはすごく「困っている」

 

「うちの子は困った子だ」と

お母さんの頭の中の子どものイメージが

そうなってしまうことが一番マイナスだと思います。

 

やはり

子育てで一番大事なのはお母さんが持つ子どものイメージなのです。

 

「うちの子はどういう子」というのは一番大事で

「うちの子は困った子」とお母さんが思っていると

それが子どもにそのまま伝わります。

 

そして

そのまま困った子になっていきがちです。

 

お母さんが考えを変えることができたら

一番いいでしょう。

 

 

 

良い部分を伸ばしてあげましょう

 

 

たいていの忘れ物は困りません。

無くなっても、また買えばいいだけのこと。

 

それに

忘れ物・落し物に関しては

フォローしてくれる人がきっと出てきます。

 

今はお母さんが

忘れ物・落とし物をした息子さんの

フォローをされているのだと思いますけれども

 

だからこそ息子さんは困っていません。

直そうともしません。

 

その様子を見てお母さんはイライラするでしょう。

 

でも

怒鳴ったり怒ったりっていうのが強くなればなるほど

息子さんのモチベーションは下がっていきます。

 

そうすると

外向きに何か「頑張ろう」という力まで

引っ張ってしまうような私は気がします。

 

良い解決策は残念ながら、ありません。

 

けれども

それほど困ることでもないと思います。

 

この息子さんの場合

おそらくアイディアマンだったり

みんなをまとめるリーダーだったりするのではないかと思うのです。

 

そうだとすれば

その良い部分を伸ばしてあげてほしいのです。

 

そして

きっとすごく大事なものは無くしたり落としたりしません。

そこがしっかり出来ていればいいのではないかなと思います。

 

 

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