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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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塾なしで東大に合格する地頭を育てる 【天気予報の法則】〜お母さんがいつも笑顔でいる方法〜

このシリーズでは、「塾なしで東大に合格する地頭を作る子育て」ということでお話をしていきます。

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今回のテーマは

【天気予報の法則】〜お母さんがいつも笑顔でいる方法〜

です。

⚫︎お母さんは家庭の太陽でいないとダメ?⚫︎

・子どもを賢く育てよう
・地頭を良くしよう

と思ったとき、お母さんの機嫌がいつもいいということはとても大切です。

いつもガミガミ怒っていたり不機嫌でいたりするお母さんの子育てでは、子どもはのびのびと育つことができません。

親の顔色をうかがうことにエネルギーを使ってしまい、自分自身の能力を伸ばすことが難しくなるからです。

ですので、お母さんはなるべく機嫌よくいたほうがいいのは間違いありません。

ただ、「お母さんは家庭の太陽だから、いつも笑顔でいましょう」と言う方もいますが、現実問題それは無理だと思います。

私自身、「ずっと笑顔で子育てしてきたか?」というと、トンデモないです!

私は仏様じゃなくて人間ですから(笑)
機嫌が悪いことも当然ありますし、笑顔でいられない時もたくさんありました。

ではそんな時どうしていたか?ということです。

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⚫︎怒るよりは無表情の方がマシ!その割合はどのくらい?⚫︎

私は、笑顔でいられない時は、怒るよりは無表情の方がマシ!と割り切っていました。

つまり、ニコニコするのは難しくても、せめて怒らずに無表情でいるということを心がけていました。

では、どれぐらいの割合で無表情でいていいのか?ということでご紹介したいのが【天気予報の法則】です。

皆さんもご存知の通り、天気予報には、“晴れ” “曇り” “雨”などがあります。

テレビや新聞などの天気予報では、“晴れときどき曇り”などと言いますね。

ところでこの“晴れ”と“曇り”と“雨”。
これらの線引きについてですが、どこが境界線になっているかご存知ですか?

“雨”と“曇り”については割と簡単です。
雨が降っているか、降っていないか、です。

正確にいうと、1時間に1ミリ以上の雨が降った時が雨なのだそうです。

それ以下、または雨が降らないのが“曇り”です。
これはわかりやすいですね。

難しいのが、“晴れ”と“曇り”の線引き。

どれぐらいが“晴れ”で、どれぐらいが“曇り”だと思いますか?

実は、空の中にある雲の割合で決まっているのだそうです!

例えば、

青空で、雲がひとつだけ出ている

これは“曇り”とは言わないですよね。
明らかに“晴れ”です。

“雲が2つ”これも晴れです。
“雲が3つ” “雲が4つ” “雲が5つ”
まだまだ“晴れ”ですよね。

では、どこまでいったら“曇り”なのか?ということになるのですが、
実は、雲が空全体の80%以上になったら曇りとなるそうです。

どうですか?
思ったより多いな、と思いませんか?

私は、空の半分以上が雲だったら“曇り”かなと思っていたのですが、それでもまだ“晴れ”なんです!

そう思って空を見上げると、けっこう雲が多いと感じても“晴れ”なんですよね。

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⚫︎天気予報と子育ての関係⚫︎

何故このような天気予報の話をしているかというと、子育てと全く関係がないようで、とても関係があるからです。

お母さんの感情を、お天気で表現してみましょう。

怒りの表現で“雷を落とす”などと言うように、“雨”は“怒っている”

“曇り”は“無表情”。
“晴れ”が“笑顔のお母さん”です。

なるべく笑顔で子育てした方がいい

それはもちろんそうですが、

“笑顔”=“晴れ”

というのが、いつもいつも雲ひとつない青空でないといけないか?というと、そんなことはないのです。

雲ひとつない青空が満面の笑顔だとすると、8割までは“曇り”つまり“無表情”でいいのです!

1日のうち8割くらいは無表情でいいと考えれば、気持ちが少し楽になりませんか?

2割ぐらい、ちょっと笑顔で!
誰だって、1日のうち2割くらいは笑うと思います。
楽しいことがあったり嬉しいことがあったり。

それだけで、もうその1日は笑顔のお母さんで過ごせたといえるのではないかな、と思います。

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⚫︎8割以上は無表情だった私の子育て。子どもからみた印象は?⚫︎

実際、私自身を振り返ってみると、ずっと笑顔で子育てなんてできませんので、やっぱり8割がた無表情だったような気がします。

でも、機嫌がいい時や自分が楽しい時は、その楽しい気持ちを笑顔で表していました。

そんなふうに、私自身は8割は無表情だったと思っていたのですが、長男が大学生のとき、インタビューを受けているのを聞いたのです。

「子育てをしていた時の、お母さんの印象はどんなものですか?」と聞かれていました。

そうしたらなんと!

長男は、「笑顔です!笑顔しか思い出せません」と答えていたのです!

それを聞いて私は、「いやいや、8割は仏頂面だったでしょー!」と思ったのですが、やはりその2割の笑顔が、子どもの中では“いつも笑顔のお母さん”という印象として残っていたようです。

【天気予報の法則】当たってる!と思いましたよ(笑)

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⚫︎「雨」=「怒っている」のは、悪いこと?⚫︎

「怒っちゃいけない、怒っちゃいけない」と思っている方はとても多いと思います。

“怒る”というのは、天気予報でいうと“雨”です。

でも、雨が降らなかったらどうでしょう?

困りますよね。

水不足になってしまうし、農作物は育ちません。

やはり、適当に雨が降ることは必要なんじゃないかな、と思います。

つまり、多すぎない程度に、適当に雨を降らせるということが、子育てにおいても必要なことだといえるでしょう。

ただ、それが雷だったり台風だったり、川が氾濫するほどの大雨であったり、となってくると被害が大きいので、やはりそれは良くないです。

ときどき怒るくらいは、子どもにとって必要なこと。

つまり、適当な量の雨を、適当な間隔で、適当な長さ降らせることが大切なのです。

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⚫︎家族の中で“晴れ”  “曇り”  “雨”の役割分担を⚫︎

お母さん一人だけで考えずに、お父さんも含めて天気予報を考えてみましょう。

たとえば、お父さんがすごく厳しい方で、ガミガミ怒る場合。

ここでお母さんまで一緒にガミガミやると、子どもにとってはとても辛いです。

お父さんがカミナリ親父のような役割であれば、お母さんはそれを補うようにちょっと笑顔を多めにするとか、

お父さんとお母さんの家族全体で、【天気予報の法則】でいう“雨”が多くならないように、バランスをとってあげましょう。

逆に、お父さんが何でも「いいよ、いいよ」と言うような優しい方の場合には、お母さんが雨を降らせる役を担う、など。

そんなふうに、お父さんとお母さんがトータルで天気予報の法則に当てはまるようにしたらいいんじゃないかな、と思います。

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