「地頭のよい子ども」を育てるために大事なこと★
「地頭のいい子の育て方」
はどうすれば、こんな子どもが育てられる
のでしょうか?
このブログを読んでくださっている方は
勉強ができる子どもを育てたいと
思っているお母さんも
勉強は出来ても出来なくてもいいと
思っているお母さんも
いらっしゃるでしょう。
私は勉強は出来ても出来なくてもいいと
思って子育てをしてきました。
でも、「夢を叶える子」
「将来社会に貢献する子」
になって欲しいと思っていました。
(今でも思っています)
そのためには「頭の回転が速い子」に
育てることが親の出来ることでは
ないかと思います。
結果として「勉強が出来る」
「学力が高い」子どもに育ったという
感じです。
いわゆる「地頭がいい」子どもです。
まず最初に地頭の良い子を育てるために
一番大切なことからお伝えします。
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1.子育てに成功する親の共通点
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子育ての成功とは何か・・・。
ちょっと哲学的なテーマになるので、
これを詳しく説明するとなると、
また別の長い説明が必要になりますが、
ここでは、
「子供が将来、自分の夢を叶え
社会に貢献すること」
と定義させていただきます。
もちろん、
・学歴が高い=子育てが成功
・学歴が低い=子育てが失敗
というわけではありません。
でも、学歴は低いよりは高い方が
生きやすいのが今の日本の現状です。
学歴がある方が人生の選択肢が
広がります。
ですから、ここではとりあえず、
東大・京大に入れること
留学をすることを一応の成功と
するとします。
(本当はこれからがタイヘンで
結果がでるのはまだまだ先ですが)
さて、子育てに成功する親には
ある1つの共通点があります。
私を含めて私の周りの
東大・京大に子どもを合格させた
親御さんを見ていて、
つくづくそう思います。
その共通点というのは、
「子供の教育方針がブレない」
ということです。
どんな時でも、子供への接し方が
同じルールに基づいています。
このことを理解していただくために
ちょっとした身近な例を出しますね。
たとえば、あなたがお子さんと一緒に
お買い物に行ったとします。
お子さんがお菓子のコーナーで、
「お母さん、チョコを買って」
とダダをこねたとします。
甘やかしてはいけないので、
最初は突っぱねていました。
でも、とてもしつこくて、
売り場で泣き出し始めました。
他の人に迷惑になるので、
子供に根負けしてしまい、
「仕方がないね、今日だけだよ」
を買ってあげたとします。
その場は無事収まりました。
しかし、翌日のことです。
またスーパーのお菓子売り場で、
子供がダダをこねます。
「ねえ、チョコを買って。」
さすがに2回連続はまずいので、
「今日は買わないよ。
昨日買ったばかりでしょ」
と子供を言い聞かせようとします。
すると子供はこう言います。
「昨日は買ってくれたのに、
どうして今日はダメなの?」
・・・
ここで、あなたにクイズです。
子供のこの質問に対して、
あなたは何と答えますか?
「チョコレートばっかり食べると
虫歯になってしまうからね」
「毎日お菓子ばかり買わないよ。
ダメなものはダメなのよ。」
こんな感じの答えが、
よくある回答だと思います。
でも、これらの回答は、
「昨日はよくて、今日はダメなのか」
ということを説明するための、
本質的な答えにはなっていません。
虫歯になってはいけないのなら、
昨日も今日もダメなはずです。(笑)
それではどう答えればよいのか。
実は、この子供の質問には、
答えることができないんです。
私も正しく答えられません。
・昨日はチョコを買ってくれた
・今日はチョコを買ってくれない
お母さんのこの2つの行動自体が
そもそも一貫性がないからです。
つまり、お母さんの接し方が、
「時によってブレている」
ということになります。
何か決定的な理由が無い限りは、
親の行動がブレてはいけません。
子供にチョコを買うという、
ごく身近なことを例に出しましたが、
子供の教育に成功する親は、
このあたりが本当にブレません。
たとえば私の場合は、
・どんなに子供がダダをこねても、
絶対にその場では買ってあげない
という姿勢を強く貫いて、
子どもと接していました。
また、こんな接し方のお母さんも
いらっしゃるでしょう。
・何かとても頑張ったとき限定で、
子供にご褒美をあげる
どちらがいい訳でも悪い訳でもありません。
明確な基準を作ってそれを守ることが
とても大切だと言えます。
「今日は子供がうるさいから、
仕方なく買ってしまった」
というように流されてしまうのは、
あまり望ましくないんですね。
教育方針がブレてしまっていると、
その弱さが子供にも伝わります。
結果的に子供も流されやすい、
弱い子になってしまいます。
子供の教育に成功したいなら、
「子育てのブレない軸」
を作ることを意識してください。
これはとても大切なことです。