幼稚園と保育園、どっちがいい?お勉強幼稚園とのびのび幼稚園、どっちがいい?
★保育園へ行かせるのはカワイソウ?★
「三つ子の魂百までと言うでしょう~?」
「3歳までは親元で育てるべき」
「子どもを保育園に預けてまで仕事を続けなければいけないの?」
働くお母さんは、こんな周りからの声に
凹んだり、傷ついたことがきっとあるでしょう。
こんな風に言われると、保育園よりも幼稚園の方が
教育的にいいような気がしてきますね。
本当にそうなのでしょうか?
★幼稚園もいろいろ★
では、子どものために幼稚園を選ぶとしたら、
どんな幼稚園を選びますか?
「ウチの幼稚園では、英語を学びます。文字も数字も教えます」
というお勉強系幼稚園。
「子ども時代はのびのび遊ぶことが大事です。ウチの幼稚園では
子どもが自由に遊びを選び、泥んこになって遊びます」
というのびのび系幼稚園。
両方それぞれいいところがあり、なかなか決めることが出来ません。
「幼稚園から勉強をさせておかないと、小学校になって
授業についていけなくなったらタイヘン!でも、のびのび遊ぶ時間も
必要なのでは?」
「幼稚園時代こそ、時間や規則にしばられず、のびのび遊ぶことが
大切。そうすることで、今後ののびしろが増えるハズ。
でも、小学校に入って授業中にちゃんと椅子に座って先生の話を
聞くことが出来るかしら?」
どっちを選ぶにしても、不安は付きまといますね。
★保育園・幼稚園選びは、お母さんの責任?★
もし、やんちゃな我が子を「お勉強系幼稚園」に入れてしまったら
子どもはツラいかもしれません。
おとなしく引っ込み思案な子どもを「のびのび系幼稚園」に
入れてしまったら、これもツラいかもしれません。
お母さんと一緒にいたい幼い我が子を保育園に預けるのは
胸が痛むことかもしれません。
いいと思って入園させた幼稚園(保育園)が、
入園してみたら、我が子には合わないことがわかるかもしれません。
そんなことを思い始めたら、不安でいてもたってもいられなくなりますよね。
★イチバン大切なのは「家庭での教育」★
結果から言うと、私は
「保育園でも幼稚園でも、どんな幼稚園でも、親が真剣に選んで決めたところなら
そこがベスト」だと思います。
なぜなら、イチバン大切なのは「家庭での教育」だと思うからです。
何もかも揃った教育施設は存在しないと思います。
だから、「保育園・幼稚園」に頼るのではなく、優先順位を変えるのです。
家庭教育が一番!
それを補うものとして、保育園・幼稚園がある!
保育園・幼稚園と家庭が協力し合うからこそ、子どもにとってベストな教育が
できるのです。
そう思えたら、お母さんお父さんはまず、家庭教育を真剣に考える、
そして自分が選んだ園を信じてお任せすればいいのです。
たとえ、選んだ園がお子さんに合わなかったとしても、
子どもはそこから何かを学びます。
恵まれた環境からだけでは、成長することはできません。
イヤなこと、ツラいことを乗り越える経験も
子どもにとっては宝となるでしょう。
★もし、どうしても合わないと思ったら思い切って転園しましょう★
それでも、もしお子さんが園に合わなくてあまりにもツラいようなら
思い切って転園すればいいのです。
待機児童などの問題で、カンタンではないかもしれませんが、
転園することで、問題が解決するかもしれません。
私たちは「一度決めたことは、変えてはいけない」という
思い込みをしていることが多いのです。
環境を変えることで解決する問題なら、
思い切って環境を変えることもひとつの方法です。
★保育園・幼稚園選び我が家の場合★
私には三人の子どもがいます。
幼稚園も保育園も経験しました。
転園をした子もいます。
*長男の場合*
3歳で保育園に入園しましたが、転居のため
年少さんで、幼稚園に転園。
→すんなり馴染んで卒園
*次男の場合*
3歳で幼稚園に入園。転居と仕事のため
年長さんで、保育園に転園。
→保育園に馴染めずちょっとツラかったけれど無事卒園
*娘の場合*
1歳半から保育園に入園。
そのまま保育園を卒園。
→保育園を当たり前と思ってそのまま卒園。
結果として、幼稚園の子も保育園の子も両方の子も
いますが、どの子も問題なく卒園しています。
小学校に入って勉強についていけないとか、
伸びなかったとか、
幼稚園・保育園の影響があったということは
思い当たりません。
それは、私が「家庭教育が一番大切」と思い、
園にはあまり期待していなかったからだと
思います。
園に期待しすぎると、子どもに何かあった時、
「幼稚園が何もしてくれなかったから」とか
「保育園だったからダメだったのかしら」とか
思ってしまったと思います。
結局、「家庭での教育を大切にする」という
親の覚悟が大事なのだと思います。
★では、結局「親の覚悟」ってどうすればいいの?★
結局、「親の覚悟」とは
「自分はどんな子育てをしたいのか」
「自分はどんな親になりたいのか」
を突き詰めて考えることだと思います。
子どもに愛情を持っていても
一生懸命子育てをしていても
案外、日々の忙しさにまぎれて覚悟まで決めきれていないのでは
ないでしょうか?
一度、じっくりと考えてみることが大切です。
そうすると、「自分の子育て」がクリアになってきます。
すると、日々の子育ての問題があまり気にならなくなってくるのです。
きっと自分で「保育園か幼稚園か、どんな保育園か幼稚園か」を
決めることができるようになりますよ。
そのための「自分はどんな親になりたいか?」を考えるためのワークを作りました。
ぜひダウンロードして、試してみてくださいね。
お子様にぴったりの保育園、幼稚園が見つかりますように!