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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

子どもの集中力を高めるために、今すぐできる3つのこと

「うちの子、集中力がないのですが、どうしたらいいですか?」
「子どもの集中力を高めるためには何が必要ですか?」

このようなご相談をよくいただきます。

我が子が集中力をつけてくれたら、効率よく勉強ができますね。
積み木に夢中になって、大きなお城を作ることだってできるでしょう。

でも、「集中しなさい!」と口でいくら言ってもダメなのです。

子どもに集中力をつけてほしいと思ったら今すぐ実践できる3つのこと、ご紹介しますね。

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●集中力は赤ちゃんの頃から●

集中力は、何歳頃から身につけられるものなのでしょうか?

小学生になって、本格的な勉強が始まってから?

いいえ。イタズラが盛んな赤ちゃんの頃からです!

例えば、ハイハイなどで自力で動けるようになり手先が器用になってきた赤ちゃんは、ティッシュの箱を見つけては、中身を次から次へと引き出しますね。

親からすると「もったいない!」と思って、ついやめさせたくなってしまいます。

でもこのとき、赤ちゃんはものすごく集中しています!

もったいないからとティッシュを取り上げてしまうことは、

・赤ちゃんの集中力を途切らせてしまう
・好奇心や探究心など、学びの芽を摘んでしまう

ということに繋がります。

分かりやすく言うと、小学生が一生懸命解いている問題集を取り上げることと同じなのです!

これは、赤ちゃん時期を過ぎても同じです。

お子さんが何かに集中しているとき。

特に、勉強とは関係ないように見える、大人からしたらクダラナイこと。

夢中になっているときは、どうぞ見守ってあげてください。

子どもって(大人もですが)、自分の好きなことや興味のあることにはものすごい集中力を発揮します。

それを大事にしてあげていると、いずれ勉強に於いても集中力を発揮できるようになります。

ちなみに我が子たちは、庭に全身が隠れるほどの巨大な穴を掘ったり、何日も座り込んで道路工事を見物したりしていました(笑)

付き合うのは大変でしたが、今の我が子たちの集中力は、こういった出来事から培われたのだと振り返ってみて思います。

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●テレビやスマホに夢中になるのは集中力がある証拠?●

「うちの子は、テレビを見せたりスマホを渡したりすると、2時間でも3時間でも夢中になって見ている!こんな真剣に見続けるなんて、集中力がある証拠だわ!」

と安心してしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、それはチョット違います。

私たち人間は動物ですから、「光るもの」や「動くもの」には本能的に反応します。

暗闇で「光って」「動く」ものはサバンナに潜むライオンの目かもしれませんから、身を守るために凝視するよう、体内プログラムに組み込まれているのですね。

ですから、テレビやスマホを真剣に見ているからといって「集中力がある」とは言えません。

逆に、本を読んでいたり積み木で遊んでいたりするときには、受け身ではなく能動的な学びですから集中させてあげましょう。

母学を学んでいるお母さんからは、

「夕飯の支度ができても、子どもが何か作業に熱中している時は、子どもの集中力を優先して、先に夕飯を食べてしまいます。幼稚園でも、意欲がありやる気に満ちていると先生からも驚かれています」

というご報告をいただいています。

許容できる範囲をなるべく広げて、お子さんが集中できる環境づくりを意識してあげたいですね。

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●お子さんが集中する姿を、親が集中して見守ってあげましょう●

最後に、一番大切なことをお伝えします。

お子さんが何かに夢中になっているとき、あなたは何をしていますか?

毎日忙しいお母さんは、お子さんが集中して遊んでくれている間に家事をしたりメールの返信をされたりしたいことでしょう。

でも、そこをグッとガマンしてお子さんを見守ってあげることで、お子さんは安心して集中することができます。

積み木のお城が完成して顔を上げた瞬間に、お母さんと目が合うのが理想!

これがなかなかムズカシイのですが、子どもが興味を持って集中していることに対して親も興味を持ち集中して見守ってあげることで、子どもに集中力がつくのです。

そのためには、親の集中力を高めることが必須です。
まずはスマホを手元から離して、お子さんを見守ることから始めましょう!

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母学アカデミーではいつも、「子どもがなって欲しい姿に、まず親がなりましょう」とお伝えしています。

例えばお子さんが授業を受けるとき、後ろの席に座り特に質問もなく聞いているだけの子でいてほしいか、前の席に座って積極的に質問する子でいてほしいか。

このことをセミナー開始前にお話すると、最前列から席が埋まり、質問タイムも皆さん積極的に発言してくださいます(笑)

「子どもに◯◯して欲しい」と思ったら、まずそれを親が実践してみましょう。

一見、手間のように思えても、そんな積み重ねが子どもの集中力を育て、勉強や試験、スポーツなどでも集中できる子になっていきますよ。

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