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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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反抗期!?「ほっといて!」と言い放つ小6の娘をほっといていい?

 

 

 

小学校6年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は

内部進学をかけた大事な時期ですが

「好きにしたいから、放っておいて」と

ベッドで本読んだりして、ゴロゴロしています。

 

そして、夜になると、

「私のしたかったこと、何もしてない」と言い

ふてくされてゴロゴロします。

 

思い返すと

大きなテストや習い事の発表会の前には、

必ず、この投げやりとも思えるストライキがあります。

 

今までは何とか合格したり、

発表会もできたりしてきましたが、

この習慣、私にとっては地獄です。

 

 

 

子どもの選んだ道を信じて見守る

 

 

お子さんは今、自分と戦っているのでしょう。

 

勉強しなきゃいけないことは分かっているけど、

やりたくない、うまくできない。

他に遊びたいことがある…

そのような葛藤を抱えているのだと思います。

 

もう小学校6年生で

思春期にも入りかけていますので

親ができることって実はほとんどありません。

 

具体的に

何か声を掛ける、何かを手伝うということはなく

親にできることは「見守る」こと

 

それから

子どもを「信じる」こと

この2つだけなのです。

 

ただ

目の前のゴロゴロしているわが子を見ながら

「あなたはできるよ」と信じるのはむずかしいですよね。

 

冷たい言い方になりますけれども

「あきらめる」のだと思います。

 

お嬢さんの人生です。

内部進学ができたとしても

できなかったとしても

お嬢さんが選んだことなのです。

 

一生懸命すれば進学ができる。

勉強しなければ進学ができない。

それを選ぶのはお嬢さんです。

 

どっちでも選べるのですから

親はもうあきめる。

この子の人生だからこの子が選んだ方を応援しよう。

内部進学ができなかったとしても

できないわが子そのまま応援してあげよう。

 

その気持ちを持つと

すごく楽になると思います。

 

 

 

「もっと素敵な人生があるよ」と教えるだけ

 

 

子育てって

親の思うように子どもを育てることではないですよね。

子どもが生きたいように生きるのを応援してあげることです。

 

そしてもう一つ。

もっと素敵な人生があるよと情報を出してあげることです。

 

「こっちの道に行くともっと楽しい人生になるよ」と

情報を出してあげるだけ。

 

「こっちに行きなさい」と

無理に引っ張るのではないわけです。

 

情報提供だけして

それを選ぶが選ばないかは子どもの判断です。

 

子どもが選んだとしても選ばなかったとしても

親はその選択を認めてあげるしかないのです。

 

特に

9歳を超えた小学校高学年以降のお子さんに関しては

親はそういう「見守る」「信じる」

このスタンスしかないのではないかなと思います。

 

ですから

もうすぐテストがあってイライラするとは思いますけれども

お子さんを変えようと思うのではなくて

自分の受け止め方を変える。

こちらの方が早くて

リスクが少なくて

上手くいくのではないかなと思います。

 

 

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