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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

妹を褒めると怒り出す姉

 

 

 

年少と2歳の女の子のお母さんのお悩み

 

 

長女は、私が次女を褒めるとひどく怒ります。

 

「妹の方が好きなんだ!」

「やっぱり自分のことは好きじゃないんだね!」

と言って怒り、泣きます。

 

次女よりも長女1番褒めているのに、それでも満足しないようです。

次女も褒めてあげないと、自己肯定感を高くできないし。

 

愛情が足りていないというサインなのでしょうか?

 

 

 

心の財布を愛情で満たす

 

 

人間はみんな心の中にお財布を持っています。

そのお財布に入るのはお金ではなくて愛情です。

お財布が愛情で満たされていると余裕ができます。

そうすると人にも優しくなれます。

 

ですが

その財布の大きさというのは人によって違うのです。

 

小さめの財布で愛情を入れてあげるとすぐいっぱいになる子もいれば

財布がすごく大きくてお母さんは一生懸命入れるけど

なかなかいっぱいにならないというお子さんもいます。

 

そういう意味で

上のお子さんはきっと心の財布が大きいのだと思います。

だからそこはもうお母さんが愛情を入れてあげるしかありません。

 

 

 

お子さんの実況中継をしてみましょう

 

 

上の子は上の子で認めてあげる

そして下の子は下の子で褒めてあげていいと思います。

 

愛情を心の財布に入れるというのは

「褒める」ということだけではありません。

 

上手くいったことを「褒める」というのは簡単ですが、

上手くいかないことに対して「褒める」というのはすごく難しいのです。

 

もちろん「褒める」ことは大切にしながら

「認める」ということを気をつけてあげるといいと思います。

 

「認める」ための一番簡単な方法は

お子さんの実況中継をすることです。

 

例えば

手を洗ったら「手を洗っているんだね」

お着替えをしていたら「お洋服に着替えているんだね」

ごはんを食べていたら「美味しそうに食べているね」と

実況中継をしてあげてください。

お母さんが見たままを伝えてあげましょう。

 

「ひとりで着替えられて立派だね」

「ぜんぶ食べて立派ね」と

褒めなくていいのです。

 

「お母さんはあなたに注目していますよ」

「ちゃんと見ていますよ」ということを伝えるために

実況中継をしてあげるのです。

 

これをされるときっとすごく大きいお財布でも

だんだん満たされていくのではないかなと思います。

 

 

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