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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

「先生に言う!」他力本願な娘

 

 

 

小学校1年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘はお友達に何か言われたら、

すぐに「先生に言う」と言っています。

 

できれば、

その場で自分の気持ちを

友達に伝えられるようになってくれたらと思うのですが

どんな声がけ、心構えが良いでしょうか?

 

 

 

まずは子どもに共感する

 

 

親が

「先生に言わないで自分で考えなさい」

「お友達に直接言いなさい」と

アドバイスをすることはできますけれど

それをするか、しないかを選ぶのはお子さんです。

 

それよりも子どもというのは

お母さんに認めて欲しい、

共感してほしいと思っています。

 

ですから

「お友達にこんなこと言われたから先生に言う」と言ったときに

「先生に言わないで自分で解決しなさい」と親から言われたら

子どもは「お母さんに否定された」としか思えないわけです。

 

そうではなく

子どもに共感してあげることが大事です。

 

友達に何か言われてどう解決するかというのは

お友達とそのお嬢さんの問題であって

お母さんが関わる問題ではないのです。

 

だから

お嬢さんに任せればいいのです。

 

「先生に言う」と言うのであれば

先生に言えばいいわけです。

 

お子さんが

「お友達にこんなこと言われたから先生に言う」と言われた時には

「あなたは先生に言いたいと思っているのね」という共感をしてあげる。

それだけでいいのではないかなと思います。

 

 

 

解決できるようになります

 

 

実際にいちいち先生に報告していたら

おそらくお友達と関係がうまくいかなくなると思います。

 

「あの子はすぐ先生に言う」と言われるようになり

もしかしたら仲間はずれになるかもしれません。

 

でも

それはお子さんにとっては大切な経験で

そこから自分がやったことを考え始めると思うのです。

 

「なんでも先生に言っていたらお友達に嫌われちゃうんだな」

「自分自身で解決しなきゃいけないんだな」というのを

自分自身で気がつかない限り

問題は解決しないと思います。

 

9歳を超えると周りが見えてきます。

論理的な脳になるからです。

 

そうすると

自分は悔しいけど、それを先生に言いつけたりすると

友達がイヤな思いをするし

友達との関係も悪くなるから自分で解決しなきゃいけない

というのが自然に分かるようになります。

 

ですから

そのときを待った方がいいでしょう。

 

 

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