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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

朝の支度がグズグズ遅い‼

 

 

 

3歳の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子が朝の支度を遊びながらしたり

集中しないでダラダラとするため

困っています。

 

怒らずに

朝の支度を促すように声かけを心がけています。

 

着替えなど自分でできることはして欲しいので

見守りながら支度を促しているのですが

保育園へ登園するタイムリミットが迫ってくると

待つことができずに

私が着替えさせたり、靴を履かせたりしてしまいます。

 

 

 

プラスの言葉で心を満たす

 

 

まず3歳のお子さんに

「時間までに支度をしましょう」

「自分で支度しましょう」と伝えても

理解できないでしょう。

 

だから目の前にあるおもちゃが気になったり

気を取られたりしてなかなか進まないのです。

 

まだ時間の概念もしっかり身についてはいないでしょう。

 

そもそも

親が着替えさせてあげるということ自体が悪いことではない

と私は思います。

 

一人で着替えができるということもすごく大事ですが

大好きなお母さんが自分の着替えを手伝ってくれるというのは

お子さんにとってはすごく嬉しいことです。

 

心が満たされることです。

 

「お兄ちゃんなのに1人で着替えなさい」

「どうしてあなたはできないの」と

マイナスの言葉を言ってしまいがちですが、

 

もし着替えさせてあげるのであれば

大好きな〇〇くんのためにママが着替えさせてあげるからね」と

プラスの言葉をかけてあげれば

子どもはより心が満たされるでしょう。

 

 

 

まず着替えさせるか、見守るかを決める

 

 

もう時間が今日はないなと思ったら

最初から「今日はママが着替えさせてあげるね」と

着替えさせてあげたらいいと思うのです。

 

逆に今日はすごく時間がたっぷりあるなと思った時には

「今日は自分でやってみようね」

「ママはここで見ているからね」と

見守ってあげましょう。

 

ですから今日は着替えさせてあげるのか

それとも見守るのかという初期判断が大事です。

 

親が着替えさせていたら

いつまでも自分で着替えられない子どもになるのではないかという

不安があると思います。

 

けれども

中学生になって親に着替えさせてもらう子どもは

まず、いません。

 

自然に子どもは卒業していくわけです。

 

親が焦って突き放してまで

「早くしなさい」

「一人でしなさい」

と言う必要はないのです。

 

 

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