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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

マイペースな娘

 

 

 

年中の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘はとても観察力があり

小さなことにも良く気がつくのですが

とにかく行動が遅くて困っています。

 

幼稚園では到着してもなかなか教室に入らず

友だちをボーっと眺めている、

バスになかなか乗り込まない、

他の子が移動を始めているのにそれを眺めているなどです。

先生に指摘されたこともあります。

 

このような性格なので

小学校に入ってから

周りにペースを合わせられないのではないかと心配でなりません。

 

 

 

子どもは自分のペースで成長する

 

 

結論から言うと

お母さんが何を言っても

お子さんはお子さんのペースで成長していかれると思います。

 

ですから

いくら心配してもいくらアドバイスしても

結果は変わらないと思うのです。

 

それよりも

そんなお子さんを認めてあげることが大事です。

 

お母さんが娘さんを見ていて

「もっと早く」と思うだけであって

娘さん自身は特に困ったことはないと思います。

それは子どもたち同士で解決することでもあります。

 

 

 

「早くしなさい」はホウキで掃く

 

 

お子さんは成長していく中で

周りと自分との関係を模索します。

 

自分には自分のペースがある中で、

でも周りのペースとちょっと自分が違うなと思えば

 

「もっと早くしなきゃ」

もしくは

「いや、それでも私はいい」

お子さん自身がそういったことを学んでいかれます。

 

それをお母さんが先回りして

「もっと早くしなさい」

「周りを見なさい」と言えば

お子さん自身が気づくチャンスがなくなります。

 

お子さん自身が

周りのペースに合わせようと努力をするチャンスがなくなります。

 

お母さんはいろいろ思うところがきっとあると思いますが

それも含めて見守ってあげてほしいのです。

お子さんを信じてあげるということだと思います。

 

言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいものです。

つい口から「早く」と出そうになるでしょう。

 

出そうになったら

「この子は今成長中なんだ」と

その不安をほうきで掃くイメージをされるといいですよ。

 

 

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