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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

怒らない子育てはひ弱な子が育つ?

 

 

 

2歳の男の子のお母さんのお悩み

 

 

私自身が

たくさん怒られて育ちました。

 

社会に出てから

理不尽なこと・怒られて指導されることが

たくさんありましたが

 

家庭で怒られ慣れていたためか

そんなにダメージを食らうことなく働き続けています。

 

社会人となった新人を指導して怒ると

「親にもこんなに怒られたことがないのに」

と辞めてしまう人がこの頃多いと聞きました。

 

怒らない子育てをしていると

社会に出てから、ぽっきり折れてしまう子にならないか

心配です。

 

 

 

「怒らない」けど「叱らない」ではない

 

 

まず理解しておいていただきたいのが

「怒る」と「叱る」の違いです。

 

「怒る」というのは自分の感情です。

 

子育てをしていると

子どもはいけないことをしたり自分の思い通りにはならなかったり

イライラしたりカチンときたりします。

 

その自分の感情をそのまま子どもにぶつけるというのが

「怒る」ということなのです。

 

それから「叱る」というのは

相手を思いやってのこちらの行動です。

 

ですから

「怒る」と「叱る」は相容れないのです。

「叱る」というのは冷静でないとできないからです。

 

そういう意味で

「怒る」と「叱る」というのは別問題だと考えてください。

 

私自身、

「怒らない子育て」をしてきました。

でも「叱らない子育て」ではありません。

叱ったことはたくさんあります。

 

なぜなら

怒って良いことは何もないと思うのです。

子どもは怒られたときに何を受け取るかというと

「憎しみ」しか受け取らないのです。

 

だって

何が悪いかも分からないまま

親の怒りの感情をぶつけられたら

心の中で「憎しみ」が湧いてきても仕方ありません。

 

 

 

怒らない子育ては子どもの自己肯定感を高くする

 

 

また

怒られないで育った子どもというのは

自己肯定感がものすごく高いと言われています。

 

大人になって社会に出たとき

理不尽な上司から何か言われたとしても

冷静に反論し対処ができる大人になると

私は思っています。

 

私の子どもたちを見ていてもそう思います。

 

間違っていることは間違っている

自分が正しいと思えばそれを主張する

 

そのような大人に育てるためにも

怒らずに冷静に叱ることを心がけるのが

大事だと思います。

 

 

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